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2014年09月27日

ただいま開講中!障害者の就労と雇用を支援する人のための研修2014

事務局長の小林です。
静岡新聞、中日新聞にも掲載されましたが、静岡県ジョブコーチの養成研修ともなる「障害者の就労と雇用を支援する人のための研修2014」が9月20日から始まりました。受講者は毎回50名を越え、満員御礼の盛況です!

5日間にわたる研修第一日目は、県担当課とN-Pocketからの挨拶の後、受講生同士が自己紹介を行いました。障害者雇用に関わる企業の方、施設職員、障害をもつお子さんの保護者、そして現役の静岡県ジョブコーチなど、様々な立場の方々が参加しています。

1日目の最後は「高次脳機能障害の特性と職業的課題」と題し、市リハ病院の秋山さんにお話いただきました。
脳梗塞や脳腫瘍などの病気、または交通事故やスポーツ事故などによって高次脳機能障害が起こりますが、「見えない障害」であり、その症状は十人十色。毎日同じ症状が出るわけではない。本人の病識も低い人が多く、適切なサービスが受けにくい状況がある…というお話でした。

2日目の「聴覚障害の人の特性と職業的課題」は第一生命経済研究所上席主任研究員の水野さんのお話。
音が小さく聞こえるというのは伝音性の難聴。誤解されやすいのが「音として聞こえるが意味ある言葉として聞こえない」状態。これは感音性の難聴。聞こえ方の多様性を知っておくべき。 また、職場用語として「コピー」「ゴミ」は口の形が同じ。読話をする人に対してそんなことも知っておきたい。

第一生命経済研究所のサイトに水野さんが7月に出された「聴覚障害者の希望を職場で伝えることの重要性」「聴覚障害者が働く職場におけるコミュニケーションの改善例」が掲載されています。他にも参考になるものがいっぱいあるので、ぜひ見てみてください。

というわけで、毎時間、様々な障害の特性や、支援のしくみや働くことについて、密度の高いお話をいただいています。
現在は3日目、中途視覚障害者のお話をしているところです。ちょうど折り返し地点、受講生のみなさん、がんばってくださいね!


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