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2017年09月21日
静岡県ジョブコーチ養成研修 公開講座のお知らせ
ジョブコーチ事業担当の島田です。
9月29日より「静岡県ジョブコーチ養成研修2017」が始まります。
5日間の研修ですが、公開講座もありますので、ご案内いたします。
第2日目 10月2日(月)10:00~12:00
「ジョブコーチとは ~時代のながれとともに変わるジョブコーチの役割と専門性~」
講師 : 小川 浩氏
(大妻女子大学人間関係学部教授、NPO法人ジョブコーチ・ネットワーク理事長)
会場 : ザザシティ浜松中央館4F 「ギャラリー1」
浜松市中区鍛冶町100-1
小川氏はジョブコーチ支援の先駆者です。
現在もなお障害者就労支援の分野等で第一人者として活躍なさっています。
ジョブコーチは障害のある人・事業主・障害者の家族に対し、職場適応に関する支援をします。
現在の障害者雇用の実態とジョブコーチの役割について専門家のお話を聞いてみませんか?
定員 : 30名
定員になり次第締め切ります。
お申込みは下記まで
特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター
担当 島田、美甘、友田
TEL : 053-445-3717
E-Mail : jobcoach@n-pocket.jp
9月29日より「静岡県ジョブコーチ養成研修2017」が始まります。
5日間の研修ですが、公開講座もありますので、ご案内いたします。
第2日目 10月2日(月)10:00~12:00
「ジョブコーチとは ~時代のながれとともに変わるジョブコーチの役割と専門性~」
講師 : 小川 浩氏
(大妻女子大学人間関係学部教授、NPO法人ジョブコーチ・ネットワーク理事長)
会場 : ザザシティ浜松中央館4F 「ギャラリー1」
浜松市中区鍛冶町100-1
小川氏はジョブコーチ支援の先駆者です。
現在もなお障害者就労支援の分野等で第一人者として活躍なさっています。
ジョブコーチは障害のある人・事業主・障害者の家族に対し、職場適応に関する支援をします。
現在の障害者雇用の実態とジョブコーチの役割について専門家のお話を聞いてみませんか?
定員 : 30名
定員になり次第締め切ります。
お申込みは下記まで
特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター
担当 島田、美甘、友田
TEL : 053-445-3717
E-Mail : jobcoach@n-pocket.jp
2016年11月28日
静岡県ジョブコーチ、みんなで集まりました*\(^o^)/*
代表の井ノ上です。
11月25日に、静岡県ジョブコーチの全体会議とスキルアップ講座を開きました。県下7拠点に属するジョブコーチが集まりやすい静岡市で開催。
2001年度から始まったこの事業のそもそもを、当時から関わったジョブコーチたちが後輩たちに伝える趣向で企画が進んでいます。
後ろの席にはスキルアップ講座で使う、それぞれのジョブコーチたちが障害のある人の就労と雇用を進めるためにその人にあったジグなどを展示しています。
中には、モチベーションアップのためにジョブコーチたちが働く障害のある人に出した「感謝状」みんなが喜ぶ仕事をしてくれてありがとう!というその内容は、やっぱり人ならではの関わりで行う支援活動だなあ、と感動 (((o(*゚▽゚*)o)))
県の事業担当者も「僕も欲しい!」と。
障害のある人が働きやすい職場はやっぱりみんなにとっても働きやすい職場になっていく、というのはこういう事例を見ても納得できます!
11月25日に、静岡県ジョブコーチの全体会議とスキルアップ講座を開きました。県下7拠点に属するジョブコーチが集まりやすい静岡市で開催。
2001年度から始まったこの事業のそもそもを、当時から関わったジョブコーチたちが後輩たちに伝える趣向で企画が進んでいます。
後ろの席にはスキルアップ講座で使う、それぞれのジョブコーチたちが障害のある人の就労と雇用を進めるためにその人にあったジグなどを展示しています。
中には、モチベーションアップのためにジョブコーチたちが働く障害のある人に出した「感謝状」みんなが喜ぶ仕事をしてくれてありがとう!というその内容は、やっぱり人ならではの関わりで行う支援活動だなあ、と感動 (((o(*゚▽゚*)o)))
県の事業担当者も「僕も欲しい!」と。
障害のある人が働きやすい職場はやっぱりみんなにとっても働きやすい職場になっていく、というのはこういう事例を見ても納得できます!
2016年09月23日
静岡県ジョブコーチ養成研修2016 いよいよ開催
ジョブコーチ事業の美甘です。
本日は予定通り養成研修を開催いたします。
県内各地からご参加の皆様にはお気をつけてご来場ください。
スタッフ一同お待ちしております。
本日は予定通り養成研修を開催いたします。
県内各地からご参加の皆様にはお気をつけてご来場ください。
スタッフ一同お待ちしております。
2016年07月11日
「静岡県ジョブコーチ養成研修2016」募集が始まりました!
障害のある人の就労と雇用を支援する人のための研修
静岡県ジョブコーチとして活動を希望する人、企業で障害のある人の雇用に関わる人、施設の就労支援担当者、障害のある人のご家族等を対象に、障害者の職場定着支援のための研修を、下記の要領にて開催します。(静岡県経済産業部雇用推進課 委託)
→ 応募は〆切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
詳しいプログラム
日時:2016年9月23日(金)・24日(土)・10月7日(金)・8日(土)・15日(土)
会場:静岡県男女共同参画センターあざれあ(静岡市駿河区馬渕1-17-1)
対象:静岡県ジョブコーチとして活動を希望する人
企業で障害のある人の雇用管理等を担当する人
福祉施設等で障害のある人の就労支援をする人
その他関心のある人 等
定員:50名 (1団体2名まで。一部受講可能ですが全講座受講の方を優先します。)
受講料:無料(ただし、資料代として1日500円)
申込方法: 往復はがきに、下記の内容をご記入のうえ、お送りください。
送付先:〒432-8021 浜松市中区佐鳴台3-52-23 浜松NPOネットワークセンター
受講の可否は、返信はがきでお知らせします。
1)氏名 2)性別 3)年代 4)勤務先・所属団体
5)昼間連絡のとれる電話番号 6)受講要綱等の送付先 住所(〒)・名称
7)受講希望講座 全講座・一部講座(希望する講座番号)
8)志望動機(選択)
①静岡県ジョブコーチとして活動したいと考えている
②施設等で障害者支援を担当している
③企業で障害者雇用に関わっている
④障害者が身内・知り合いにいる
⑤その他( )
9)受講にあたり、障害による配慮事項等があればご記入ください
申込期限 平成28年8月22日(月) ※消印有効
主催:静岡県
企画運営:浜松NPOネットワークセンター(担当:美甘・山野・島田)
※全講座の8割以上出席し、レポートを提出した方に修了証を発行します。
「静岡県ジョブコーチ」として活動を希望する方は、原則全講座受講、かつ当センターの実施する面接と実習(有料)を修了する必要があります。
また、ジョブコーチとして活動の際は、自家用車等で支援現場に移動。報告書はエクセルで作成し、データをメールで提出していただきます。詳しくは最終日の終了後に説明します。
昨年の講座の様子
静岡県ジョブコーチとして活動を希望する人、企業で障害のある人の雇用に関わる人、施設の就労支援担当者、障害のある人のご家族等を対象に、障害者の職場定着支援のための研修を、下記の要領にて開催します。(静岡県経済産業部雇用推進課 委託)
→ 応募は〆切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
詳しいプログラム
日時:2016年9月23日(金)・24日(土)・10月7日(金)・8日(土)・15日(土)
会場:静岡県男女共同参画センターあざれあ(静岡市駿河区馬渕1-17-1)
対象:静岡県ジョブコーチとして活動を希望する人
企業で障害のある人の雇用管理等を担当する人
福祉施設等で障害のある人の就労支援をする人
その他関心のある人 等
定員:50名 (1団体2名まで。一部受講可能ですが全講座受講の方を優先します。)
受講料:無料(ただし、資料代として1日500円)
申込方法: 往復はがきに、下記の内容をご記入のうえ、お送りください。
送付先:〒432-8021 浜松市中区佐鳴台3-52-23 浜松NPOネットワークセンター
受講の可否は、返信はがきでお知らせします。
1)氏名 2)性別 3)年代 4)勤務先・所属団体
5)昼間連絡のとれる電話番号 6)受講要綱等の送付先 住所(〒)・名称
7)受講希望講座 全講座・一部講座(希望する講座番号)
8)志望動機(選択)
①静岡県ジョブコーチとして活動したいと考えている
②施設等で障害者支援を担当している
③企業で障害者雇用に関わっている
④障害者が身内・知り合いにいる
⑤その他( )
9)受講にあたり、障害による配慮事項等があればご記入ください
クリックすると大きくなります。
申込期限 平成28年8月22日(月) ※消印有効
主催:静岡県
企画運営:浜松NPOネットワークセンター(担当:美甘・山野・島田)
※全講座の8割以上出席し、レポートを提出した方に修了証を発行します。
「静岡県ジョブコーチ」として活動を希望する方は、原則全講座受講、かつ当センターの実施する面接と実習(有料)を修了する必要があります。
また、ジョブコーチとして活動の際は、自家用車等で支援現場に移動。報告書はエクセルで作成し、データをメールで提出していただきます。詳しくは最終日の終了後に説明します。
昨年の講座の様子
2016年04月12日
2012年インターンの来訪
事務局の小林です。
今日は久しぶりの来訪者がありました。
2012年度にジョブコーチのインターンとして10ヶ月を過ごしたSさん。
今は市内の病院に勤めていますが、仕事をしながら社会福祉士の資格を取り、今後はソーシャルワーカーとして経験をつんでいく予定とのこと。
「N-Pocketで学んだことを活かしていきたい!」と語っていました。
あれから3年が経ちますが、すっかり立派になって、スタッフ一同
仕事でも活躍している様子が話の端々からも感じられて、嬉しいひと時でした。
「ブログも時々のぞいてますよ~」とのことで、更新もがんばります。
今日は久しぶりの来訪者がありました。
2012年度にジョブコーチのインターンとして10ヶ月を過ごしたSさん。
今は市内の病院に勤めていますが、仕事をしながら社会福祉士の資格を取り、今後はソーシャルワーカーとして経験をつんでいく予定とのこと。
「N-Pocketで学んだことを活かしていきたい!」と語っていました。
あれから3年が経ちますが、すっかり立派になって、スタッフ一同
仕事でも活躍している様子が話の端々からも感じられて、嬉しいひと時でした。
「ブログも時々のぞいてますよ~」とのことで、更新もがんばります。
2015年07月17日
障がい者の就労と雇用を支援する人のための研修2015 (募集は〆切りました)
ジョブコーチ担当の山野です。
「静岡県ジョブコーチ養成研修2015 障害のある人の就労と雇用を支援する人のための研修」
の募集を開始しました。(プログラム等の詳細はリンク先をご覧ください)
静岡県ジョブコーチとして活動を希望する人、企業で障害のある人の雇用管理等を担当する人、福祉施設等で障害のある人の就労支援をする人等のご参加をお待ちしています。
養成研修はおおよそ毎年1回ですが、県内各地をローテーションで開催しているので、三島開催の今年は東部や伊豆地域の方はチャンスです。
続々と申込みがあり、すでに20名弱に。70名定員なので、お早目にお申込みください。(募集は〆切りました)
一講座から受講が可能です。
興味ある、知りたい内容のみを選択して、受講していただくこともできます。
お問い合わせは、浜松NPOネットワークセンター 山野、美甘までお願いします。
「静岡県ジョブコーチ養成研修2015 障害のある人の就労と雇用を支援する人のための研修」
の募集を開始しました。(プログラム等の詳細はリンク先をご覧ください)
静岡県ジョブコーチとして活動を希望する人、企業で障害のある人の雇用管理等を担当する人、福祉施設等で障害のある人の就労支援をする人等のご参加をお待ちしています。
養成研修はおおよそ毎年1回ですが、県内各地をローテーションで開催しているので、三島開催の今年は東部や伊豆地域の方はチャンスです。
続々と申込みがあり、すでに20名弱に。70名定員なので、お早目にお申込みください。(募集は〆切りました)
一講座から受講が可能です。
興味ある、知りたい内容のみを選択して、受講していただくこともできます。
お問い合わせは、浜松NPOネットワークセンター 山野、美甘までお願いします。
2015年06月16日
障がい者の就労と雇用を支援する人のための研修2015 日程決定しました!
こんにちは。
事務局の山野です。
昨年とても好評だった『障害者の就労と雇用を支援する人のための研修・静岡県ジョブコーチ養成研修(主催:静岡県)』を、今年も三島市(三島市社会福祉会館)で開くことになりました。
全講座の8割を受講された方には、修了証を発行します。
一コマから受講していただくことができます。
8月28日(金)
9:40~10:00 開 校 式 オリエンテーション
10:00~11:00 (仮題)就労支援で使われる用語、社会資源など
11:10~12:10 ① 職業リハビリテーション概論
13:10~14:40 ② 知的障害の特性と職業的課題
14:50~16:20 ③ 発達障害の特性と職業的課題
8月29日(土)
10:00~11:00 ④ 障害者雇用の支援制度 ~最新情報&県内の状況~
11:10~12:10 ⑤ 静岡県ジョブコーチの活動
13:10~14:40 ⑥ 精神障害の特性と職業的課題
14:50~16:20 ⑦ 働く障害者の権利擁護
9月5日(土)
10:00~11:00 ⑧ 障害者就業・生活支援センターの活動
11:10~12:10 ⑨ 高次脳機能障害の特性と職業的課題
13:10~14:50 ⑩ 聴覚障害の特性と職業的課題
15:00~16:40 ⑪ 視覚障害の特性と職業的課題
9月6日(日)
10:00~11:30 ⑫ 障害者雇用への取り組み
11:40~12:10 ⑬ 発達障害を抱えて働くということ
13:10~14:40 ⑭ グループワーク
14:50~15:40 ⑮ 支援者の視点
9月12日(土)
10:00~11:00 ⑯ 企業の取り組み
11:10~15:50 ⑰ ジョブコーチ支援の実際
(休憩1時間10分含む)
15:50~16:10 終 了 式
(16:10~16:30 静岡県ジョブコーチ希望者へ説明)
※募集開始は今しばらくお待ちくださいm(_ _)m
事務局の山野です。
昨年とても好評だった『障害者の就労と雇用を支援する人のための研修・静岡県ジョブコーチ養成研修(主催:静岡県)』を、今年も三島市(三島市社会福祉会館)で開くことになりました。
全講座の8割を受講された方には、修了証を発行します。
一コマから受講していただくことができます。
8月28日(金)
9:40~10:00 開 校 式 オリエンテーション
10:00~11:00 (仮題)就労支援で使われる用語、社会資源など
11:10~12:10 ① 職業リハビリテーション概論
13:10~14:40 ② 知的障害の特性と職業的課題
14:50~16:20 ③ 発達障害の特性と職業的課題
8月29日(土)
10:00~11:00 ④ 障害者雇用の支援制度 ~最新情報&県内の状況~
11:10~12:10 ⑤ 静岡県ジョブコーチの活動
13:10~14:40 ⑥ 精神障害の特性と職業的課題
14:50~16:20 ⑦ 働く障害者の権利擁護
9月5日(土)
10:00~11:00 ⑧ 障害者就業・生活支援センターの活動
11:10~12:10 ⑨ 高次脳機能障害の特性と職業的課題
13:10~14:50 ⑩ 聴覚障害の特性と職業的課題
15:00~16:40 ⑪ 視覚障害の特性と職業的課題
9月6日(日)
10:00~11:30 ⑫ 障害者雇用への取り組み
11:40~12:10 ⑬ 発達障害を抱えて働くということ
13:10~14:40 ⑭ グループワーク
14:50~15:40 ⑮ 支援者の視点
9月12日(土)
10:00~11:00 ⑯ 企業の取り組み
11:10~15:50 ⑰ ジョブコーチ支援の実際
(休憩1時間10分含む)
15:50~16:10 終 了 式
(16:10~16:30 静岡県ジョブコーチ希望者へ説明)
※募集開始は今しばらくお待ちくださいm(_ _)m
2015年04月28日
分厚~い、ジョブコーチの報告書2014
ジョブコーチ担当の美甘です。
先週、2014年度の静岡県ジョブコーチ(障害者職場定着支援事業)の報告書を、県に送りました。
こんな分厚くなりました!
データで水増しとかではありません。県内7拠点、約60人のジョブコーチが、263人の障害のある人の就職・定着支援した成果と、81事業所の雇用支援をした結果24事業所で41名が雇用となったこと、県内各地で開催したジョブコーチスキルアップ研修10回の記録、秋に浜松で開催した障害者職場定着支援者養成研修の記録など、1年間の活動記録がぎゅっと濃縮された報告書です。
2015年度も始まっています。どうぞよろしくおねがいします。
先週、2014年度の静岡県ジョブコーチ(障害者職場定着支援事業)の報告書を、県に送りました。
こんな分厚くなりました!
データで水増しとかではありません。県内7拠点、約60人のジョブコーチが、263人の障害のある人の就職・定着支援した成果と、81事業所の雇用支援をした結果24事業所で41名が雇用となったこと、県内各地で開催したジョブコーチスキルアップ研修10回の記録、秋に浜松で開催した障害者職場定着支援者養成研修の記録など、1年間の活動記録がぎゅっと濃縮された報告書です。
2015年度も始まっています。どうぞよろしくおねがいします。
2015年02月12日
点字をポチッとな☆
事務局の小林です。
まだまだ寒い日が続きますね。
山野ジョブコーチ「今日は浜松視覚特別支援学校に行ってきます」
井ノ上代表「じゃぁ、ちょっと待って…」
何やらオレンジのプレートを出してポチポチやっています。
「なんですか?それ?」
「ん?点字打ってるの~」
こんな名刺が出来上がりました!
実は代表の井ノ上、福祉系専門学校で点字を教えていたこともあるんです。
点字は「指では読めないけれど、見て読める」とのこと!
そういえば、つなプロの報告書「つないで支える」の点訳を仕掛けたこともありました。
点字名刺は、団体会員のNPO法人六星の授産所ウイズでも作っています。→こちら(一番下)
ICTオアシスのスタッフは全員ウイズで名刺を作り、使っています。
視覚障害のある方に名刺を渡す時には、おススメです
まだまだ寒い日が続きますね。
山野ジョブコーチ「今日は浜松視覚特別支援学校に行ってきます」
井ノ上代表「じゃぁ、ちょっと待って…」
何やらオレンジのプレートを出してポチポチやっています。
「なんですか?それ?」
「ん?点字打ってるの~」
こんな名刺が出来上がりました!
実は代表の井ノ上、福祉系専門学校で点字を教えていたこともあるんです。
点字は「指では読めないけれど、見て読める」とのこと!
そういえば、つなプロの報告書「つないで支える」の点訳を仕掛けたこともありました。
点字名刺は、団体会員のNPO法人六星の授産所ウイズでも作っています。→こちら(一番下)
ICTオアシスのスタッフは全員ウイズで名刺を作り、使っています。
視覚障害のある方に名刺を渡す時には、おススメです
2014年12月24日
公開ジョブコーチスキルアップ講座 「高次脳機能障害者への対応」~ジョブコーチ支援に望むこと~
JC担当のの山野です。
静岡県ジョブコーチは年10回、県内各地でスキルアップ研修を行っています。
今年度8回目の研修は、以下の通りです。
今回は公開講座でジョブコーチ以外の方も参加できますので、連絡の上ご参加ください。
日時:2015年1月16日(金)13:30~15:30
場所:藤枝市文化センター(藤枝市駅前2-1-5)
テーマ:「高次脳機能障害者への対応」
~ジョブコーチ支援に望むこと~
講師:NPO法人高次脳機能障害サポートネットしずおか
理事長 滝川 八千代 氏
申込み:090-7853-4883
しずおか障害者就労支援ネットワーク・藤枝
代表 長橋あけみ
静岡県ジョブコーチは年10回、県内各地でスキルアップ研修を行っています。
今年度8回目の研修は、以下の通りです。
今回は公開講座でジョブコーチ以外の方も参加できますので、連絡の上ご参加ください。
日時:2015年1月16日(金)13:30~15:30
場所:藤枝市文化センター(藤枝市駅前2-1-5)
テーマ:「高次脳機能障害者への対応」
~ジョブコーチ支援に望むこと~
講師:NPO法人高次脳機能障害サポートネットしずおか
理事長 滝川 八千代 氏
申込み:090-7853-4883
しずおか障害者就労支援ネットワーク・藤枝
代表 長橋あけみ
2014年10月09日
講座の後半…障害者の就労と雇用を支援する人のための研修2014
こんにちは。ジョブコーチ事業担当の山野です。
ジョブコーチ養成研修三日目。受講の皆さん全員参加で始まりました。
まずは、「ナカポツ」と福祉関係者が呼ぶ障害者就業・生活支援センターであるだんだんの加藤センター長から、地域の就労支援活動についてお話を伺いました。障害のある人の就労支援の要となる機関。
三日目第二講座は、「恩送り」を合言葉に活動するNPO法人タートルの下堂薗さんに中途視覚障害者の就労支援を続けられてきた中で事例を中心に、当事者でもある立場からお話をしていただきました。
見えにくくなっている人たちに対するロービジョンケアが数年前から意欲のある眼科で始まっているそうで、例えば、一行ずつ読むために厚紙を使ったり、青色や黄色を通してものを見たりという工夫で見えにくさが軽減されるそうです。同時に、心理的なリカバリーにも効果があることが示されたそうですが、受容がいつできるかがやはり大きな問題だとおっしゃいました。
視覚障害者は音声パソコンを使った就労が進めやすいのですが、機密事項が入っているグループウェアを使っている会社だと手が出ないため、そういう時は、本体のシステムを管理をする請負業者の協力を取り付けて行くことが大切というお話も。実はエヌポケットが弱視の方の就労支援を行ったとき、これと同様のケースがあって音声ソフトが使えず、断念したことがあります。実に、ふむふむのお話でした。
三日目最後の講座は、発達障害について。講師はN-PocketがATACでお世話になった香川大の坂井先生。
予想通り受講生笑い多しでした。「発達性協調運動障害」の説明では、ワークも取り入れ、坂井ワールド全開
コミュニケーション能力のある方がない方に合わせる、視覚的に肯定的に伝える、「本人の力」×「支援とツール」×「周囲の理解」のどこかゼロだと力が発揮できない…といったポイントを始め、100分間使ってたっぷり勉強できました。
坂井先生が紹介していた本「自閉症スペクトラムなど発達障害がある人とのコミュニケーションのための10のコツ」はこちら。
先生のコラム『わかるように伝えていますか』は、NPO法人サンフェイスのサイトで読めます。
四日目の最初は、大阪精神障害者就労支援ネットワークの茂木さん。精神障害者の特性と職業的課題について。
精神障害の人にとっての“車椅子”は「安心感」「人から大切と思われること、必要と思われること」 という喩によって、精神障害の人にとって何が大切かのイメージが定着し、その後のお話が理解しやすくなりました。
法定雇用率は現在身体と知的の障害がある方がカウント対象。(現在精神は、身体、知的と”みなして”カウントされている)。平成30年からは精神障害のある人もカウント対象になり、さらに精神障害の人の雇用について法的なバックアップが強化されます。就労は、まさに「人から必要とされる」という車椅子を得ることを意味するのです。
さて、説得力のある数字も紹介されました。精神障害者の就労継続で12ヶ月の在職率を見ると、障害を開示し、適応するためのアドバイスがされた場合、70.1%の人が就労が継続できているんだそうです。一般求人の枠で入って障害を開示せず、アドバイスも受けない状態の人は、22.9%しか継続していないと。ジョブコーチを積極的に活用できる環境が整っていれば就労も継続しやすい、ということになりますね。
そして、精神障害のある人が就労を継続するよう支援するときのポイント。①何に不安を感じているかしっかり聞き取り、知ること。②今後起こりうることを考えておく、見立て。③不安を解決するために必要な情報、みたてを立てるために必要な情報、ということです。頭にいれておきましょう。
次の講座は、今回受講希望者最多でした。発達障害のある女性の当事者が講師だったのです。彼女と初めて会った時、見事なまでに自分の就労環境・問題を分析され、とてもわかりやすく理路整然と話を聞かせてくれました。その時、ジョブコーチ研修の講師として、絶対お願いしたいと頼んでおいた方だったのです。
さて、四日目の食後の講座には、グループワークを組み込んでおきました。眠さを避ける意味もあり、、、
内容は、ジョブコーチが依頼されるシーンで、アセスメントの一場面をパワポイントの仮想舞台を使って再現しました。画面に合わせ、現役ジョブコーチが声優になりきって実演。
仮の場面設定ですが、そのジョブコーチの対応にどんな問題があったのか、30分間いい点悪い点、気になった点についてグループ内討議をしてもらいました。その発表内容はキメが細かく、思わず受講者から拍手が続出しましたよ。
気になったポイントとして、「時々見に来ます」など曖昧な言い方をしてる、YesNoの返事しか聞き出せない質問の仕方の是非など、突込みが入りました。なかなか興味深いワークとなりました。
その後の講座は、改正障害者雇用促進法に基づく差別禁止・合理的配慮に関する指針の在り方に関する研究会のメンバーでもいらっしゃる育成会の小出さんに、報告書の内容に触れていただき、その中でジョブコーチができること、ジョブコーチに期待されることのお話がありました。サポートファイルの活用も提案頂きました。
この日、最後の講座は、浜松特別支援学校の鈴木先生から、特別支援学校の取り組みを、写真も見せていただきながら、説明していただきました。一般就労した卒業生のアフターケアは、電話や訪問を時期を決めて行っていらっしゃるとのこと。
最終日となる五日目は、午前午後連続の講座。たかはま障がい者支援センターの小松さんから、ジョブコーチ支援の実際を、概論から始め、アセスメントとジョブマッチング、集中支援、ナチュラルサポートとフォローアップという段階に分けて、時折ワークも交え、お話していただきました。必要な情報が何かを知り、今わかっていること、わからないことについて整理されていることが大切。「ジョブコーチがいるから大丈夫」から「ジョブコーチがいなくても大丈夫」に移行していく。当たり前のことを実現するために私たち一人ひとりが自分の役割をはたす。伝えられる言葉が、沁みます、、、
そして、この研修の最後は、水耕栽培を手掛ける京丸園株式会社代表取締役の鈴木さん。障害者雇用のきっかけ、それまでの障害者が働くことについてのご自身が持っていたイメージ、雇用してみてからの変化。業績UP、、、などなど、とっても元気のでるお話でした。
講師、受講生の皆様のご協力のもと、無事五日間の研修を終えることができました。
ありがとうございました。
ジョブコーチ養成研修三日目。受講の皆さん全員参加で始まりました。
まずは、「ナカポツ」と福祉関係者が呼ぶ障害者就業・生活支援センターであるだんだんの加藤センター長から、地域の就労支援活動についてお話を伺いました。障害のある人の就労支援の要となる機関。
三日目第二講座は、「恩送り」を合言葉に活動するNPO法人タートルの下堂薗さんに中途視覚障害者の就労支援を続けられてきた中で事例を中心に、当事者でもある立場からお話をしていただきました。
見えにくくなっている人たちに対するロービジョンケアが数年前から意欲のある眼科で始まっているそうで、例えば、一行ずつ読むために厚紙を使ったり、青色や黄色を通してものを見たりという工夫で見えにくさが軽減されるそうです。同時に、心理的なリカバリーにも効果があることが示されたそうですが、受容がいつできるかがやはり大きな問題だとおっしゃいました。
視覚障害者は音声パソコンを使った就労が進めやすいのですが、機密事項が入っているグループウェアを使っている会社だと手が出ないため、そういう時は、本体のシステムを管理をする請負業者の協力を取り付けて行くことが大切というお話も。実はエヌポケットが弱視の方の就労支援を行ったとき、これと同様のケースがあって音声ソフトが使えず、断念したことがあります。実に、ふむふむのお話でした。
三日目最後の講座は、発達障害について。講師はN-PocketがATACでお世話になった香川大の坂井先生。
予想通り受講生笑い多しでした。「発達性協調運動障害」の説明では、ワークも取り入れ、坂井ワールド全開
コミュニケーション能力のある方がない方に合わせる、視覚的に肯定的に伝える、「本人の力」×「支援とツール」×「周囲の理解」のどこかゼロだと力が発揮できない…といったポイントを始め、100分間使ってたっぷり勉強できました。
坂井先生が紹介していた本「自閉症スペクトラムなど発達障害がある人とのコミュニケーションのための10のコツ」はこちら。
先生のコラム『わかるように伝えていますか』は、NPO法人サンフェイスのサイトで読めます。
四日目の最初は、大阪精神障害者就労支援ネットワークの茂木さん。精神障害者の特性と職業的課題について。
精神障害の人にとっての“車椅子”は「安心感」「人から大切と思われること、必要と思われること」 という喩によって、精神障害の人にとって何が大切かのイメージが定着し、その後のお話が理解しやすくなりました。
法定雇用率は現在身体と知的の障害がある方がカウント対象。(現在精神は、身体、知的と”みなして”カウントされている)。平成30年からは精神障害のある人もカウント対象になり、さらに精神障害の人の雇用について法的なバックアップが強化されます。就労は、まさに「人から必要とされる」という車椅子を得ることを意味するのです。
さて、説得力のある数字も紹介されました。精神障害者の就労継続で12ヶ月の在職率を見ると、障害を開示し、適応するためのアドバイスがされた場合、70.1%の人が就労が継続できているんだそうです。一般求人の枠で入って障害を開示せず、アドバイスも受けない状態の人は、22.9%しか継続していないと。ジョブコーチを積極的に活用できる環境が整っていれば就労も継続しやすい、ということになりますね。
そして、精神障害のある人が就労を継続するよう支援するときのポイント。①何に不安を感じているかしっかり聞き取り、知ること。②今後起こりうることを考えておく、見立て。③不安を解決するために必要な情報、みたてを立てるために必要な情報、ということです。頭にいれておきましょう。
次の講座は、今回受講希望者最多でした。発達障害のある女性の当事者が講師だったのです。彼女と初めて会った時、見事なまでに自分の就労環境・問題を分析され、とてもわかりやすく理路整然と話を聞かせてくれました。その時、ジョブコーチ研修の講師として、絶対お願いしたいと頼んでおいた方だったのです。
さて、四日目の食後の講座には、グループワークを組み込んでおきました。眠さを避ける意味もあり、、、
内容は、ジョブコーチが依頼されるシーンで、アセスメントの一場面をパワポイントの仮想舞台を使って再現しました。画面に合わせ、現役ジョブコーチが声優になりきって実演。
仮の場面設定ですが、そのジョブコーチの対応にどんな問題があったのか、30分間いい点悪い点、気になった点についてグループ内討議をしてもらいました。その発表内容はキメが細かく、思わず受講者から拍手が続出しましたよ。
気になったポイントとして、「時々見に来ます」など曖昧な言い方をしてる、YesNoの返事しか聞き出せない質問の仕方の是非など、突込みが入りました。なかなか興味深いワークとなりました。
その後の講座は、改正障害者雇用促進法に基づく差別禁止・合理的配慮に関する指針の在り方に関する研究会のメンバーでもいらっしゃる育成会の小出さんに、報告書の内容に触れていただき、その中でジョブコーチができること、ジョブコーチに期待されることのお話がありました。サポートファイルの活用も提案頂きました。
この日、最後の講座は、浜松特別支援学校の鈴木先生から、特別支援学校の取り組みを、写真も見せていただきながら、説明していただきました。一般就労した卒業生のアフターケアは、電話や訪問を時期を決めて行っていらっしゃるとのこと。
最終日となる五日目は、午前午後連続の講座。たかはま障がい者支援センターの小松さんから、ジョブコーチ支援の実際を、概論から始め、アセスメントとジョブマッチング、集中支援、ナチュラルサポートとフォローアップという段階に分けて、時折ワークも交え、お話していただきました。必要な情報が何かを知り、今わかっていること、わからないことについて整理されていることが大切。「ジョブコーチがいるから大丈夫」から「ジョブコーチがいなくても大丈夫」に移行していく。当たり前のことを実現するために私たち一人ひとりが自分の役割をはたす。伝えられる言葉が、沁みます、、、
そして、この研修の最後は、水耕栽培を手掛ける京丸園株式会社代表取締役の鈴木さん。障害者雇用のきっかけ、それまでの障害者が働くことについてのご自身が持っていたイメージ、雇用してみてからの変化。業績UP、、、などなど、とっても元気のでるお話でした。
講師、受講生の皆様のご協力のもと、無事五日間の研修を終えることができました。
ありがとうございました。
2014年09月27日
ただいま開講中!障害者の就労と雇用を支援する人のための研修2014
事務局長の小林です。
静岡新聞、中日新聞にも掲載されましたが、静岡県ジョブコーチの養成研修ともなる「障害者の就労と雇用を支援する人のための研修2014」が9月20日から始まりました。受講者は毎回50名を越え、満員御礼の盛況です!
5日間にわたる研修第一日目は、県担当課とN-Pocketからの挨拶の後、受講生同士が自己紹介を行いました。障害者雇用に関わる企業の方、施設職員、障害をもつお子さんの保護者、そして現役の静岡県ジョブコーチなど、様々な立場の方々が参加しています。
1日目の最後は「高次脳機能障害の特性と職業的課題」と題し、市リハ病院の秋山さんにお話いただきました。
脳梗塞や脳腫瘍などの病気、または交通事故やスポーツ事故などによって高次脳機能障害が起こりますが、「見えない障害」であり、その症状は十人十色。毎日同じ症状が出るわけではない。本人の病識も低い人が多く、適切なサービスが受けにくい状況がある…というお話でした。
2日目の「聴覚障害の人の特性と職業的課題」は第一生命経済研究所上席主任研究員の水野さんのお話。
音が小さく聞こえるというのは伝音性の難聴。誤解されやすいのが「音として聞こえるが意味ある言葉として聞こえない」状態。これは感音性の難聴。聞こえ方の多様性を知っておくべき。 また、職場用語として「コピー」と「ゴミ」は口の形が同じ。読話をする人に対してそんなことも知っておきたい。
第一生命経済研究所のサイトに水野さんが7月に出された「聴覚障害者の希望を職場で伝えることの重要性」、「聴覚障害者が働く職場におけるコミュニケーションの改善例」が掲載されています。他にも参考になるものがいっぱいあるので、ぜひ見てみてください。
というわけで、毎時間、様々な障害の特性や、支援のしくみや働くことについて、密度の高いお話をいただいています。
現在は3日目、中途視覚障害者のお話をしているところです。ちょうど折り返し地点、受講生のみなさん、がんばってくださいね!
静岡新聞、中日新聞にも掲載されましたが、静岡県ジョブコーチの養成研修ともなる「障害者の就労と雇用を支援する人のための研修2014」が9月20日から始まりました。受講者は毎回50名を越え、満員御礼の盛況です!
5日間にわたる研修第一日目は、県担当課とN-Pocketからの挨拶の後、受講生同士が自己紹介を行いました。障害者雇用に関わる企業の方、施設職員、障害をもつお子さんの保護者、そして現役の静岡県ジョブコーチなど、様々な立場の方々が参加しています。
1日目の最後は「高次脳機能障害の特性と職業的課題」と題し、市リハ病院の秋山さんにお話いただきました。
脳梗塞や脳腫瘍などの病気、または交通事故やスポーツ事故などによって高次脳機能障害が起こりますが、「見えない障害」であり、その症状は十人十色。毎日同じ症状が出るわけではない。本人の病識も低い人が多く、適切なサービスが受けにくい状況がある…というお話でした。
2日目の「聴覚障害の人の特性と職業的課題」は第一生命経済研究所上席主任研究員の水野さんのお話。
音が小さく聞こえるというのは伝音性の難聴。誤解されやすいのが「音として聞こえるが意味ある言葉として聞こえない」状態。これは感音性の難聴。聞こえ方の多様性を知っておくべき。 また、職場用語として「コピー」と「ゴミ」は口の形が同じ。読話をする人に対してそんなことも知っておきたい。
第一生命経済研究所のサイトに水野さんが7月に出された「聴覚障害者の希望を職場で伝えることの重要性」、「聴覚障害者が働く職場におけるコミュニケーションの改善例」が掲載されています。他にも参考になるものがいっぱいあるので、ぜひ見てみてください。
というわけで、毎時間、様々な障害の特性や、支援のしくみや働くことについて、密度の高いお話をいただいています。
現在は3日目、中途視覚障害者のお話をしているところです。ちょうど折り返し地点、受講生のみなさん、がんばってくださいね!
2014年07月14日
クリストファー大学社会福祉部でのジョブコーチ論。2回目。
こんにちは、引き続き、山野です。
聖隷クリストファー大学 社会福祉部のジョブコーチ論のゲストスピーカー2回目です。
今日は「わかりやすく伝える」をテーマに、話をすすめました。
N-Pocketの「共にはたらく 静岡県ジョブコーチ ハンドブック」は、企業の方にも障害者雇用のヒントとなるよう作ったものですが、その中の「職場の皆さんに知っていただきたいこと」のページは、ジョブコーチ支援に共通するものもあるので、説明をはさみながら、読みすすめました。
すでに「システマティック・インストラクション」については、学習済みとのことでしたので、カップ麺の作り方を参考に、課題分析の仕方を話したり、指示の4階層(言語、ジェスチャー、モデリング、手添え)の話をしました。
わかりやすく伝えるためには、
・抽象表現を避ける=具体的な表現にする
・「良い例」と「悪い例」をバランスよく提示する
・一度にたくさんの指示をださない
・内容(言葉)で答える質問をすることで、理解できているかどうかの確認ができる。
等々のポイントもお伝えしました。
各自名札を作ってもらっていたのに、今回は、私がしゃべることが多くて、学生の方々に話してもらう時間がとれず、残念!!
次回は県ジョブ3名が同行し、少人数のグループで話をしていただく予定です。この時には名札が役立つかなぁと思います。
聖隷クリストファー大学 社会福祉部のジョブコーチ論のゲストスピーカー2回目です。
今日は「わかりやすく伝える」をテーマに、話をすすめました。
N-Pocketの「共にはたらく 静岡県ジョブコーチ ハンドブック」は、企業の方にも障害者雇用のヒントとなるよう作ったものですが、その中の「職場の皆さんに知っていただきたいこと」のページは、ジョブコーチ支援に共通するものもあるので、説明をはさみながら、読みすすめました。
すでに「システマティック・インストラクション」については、学習済みとのことでしたので、カップ麺の作り方を参考に、課題分析の仕方を話したり、指示の4階層(言語、ジェスチャー、モデリング、手添え)の話をしました。
わかりやすく伝えるためには、
・抽象表現を避ける=具体的な表現にする
・「良い例」と「悪い例」をバランスよく提示する
・一度にたくさんの指示をださない
・内容(言葉)で答える質問をすることで、理解できているかどうかの確認ができる。
等々のポイントもお伝えしました。
各自名札を作ってもらっていたのに、今回は、私がしゃべることが多くて、学生の方々に話してもらう時間がとれず、残念!!
次回は県ジョブ3名が同行し、少人数のグループで話をしていただく予定です。この時には名札が役立つかなぁと思います。
2014年07月13日
クリストファー大学社会福祉部で講話。一回目。
こんにちは、JC事業担当の山野です。
聖隷クリストファー大学 社会福祉部のジョブコーチ論の講義にゲストスピーカーとして4回おじゃますることになりました。
一回目。まずは、自己紹介と法人紹介。中間支援としての活動や障害者支援ではザザ中央館にあるオアシス(静岡県西部障害者マルチメディア情報センター)や在宅就業支援等についても紹介しました。
全盲の方はパソコンのモニターを使わないそうですよと伝えると、何人かの学生さんも、私が初めて聞いた時のように、びっくりされた様子だったのが印象的でした。
そう、パソコンって音声だけで操作できるんですよ。
それから障害者就労支援、ジョブコーチ支援の話です。
ジョブコーチの支援目標は、障害のある人が会社の中で、サポートを受けながら就労し続けることです。でも、企業にとっても、障害のある人にとっても、そこで雇用し続ける、働き続けることが、必ずしもベストではないときは、離職支援となることもあることも合わせて伝えました。
そして、これも重要なことですが、私たちにできることは限りがあるので、地域の中で連携、役割分担は欠かせないことなどを伝えました。
仕事をするとは、出勤する、作業をする、休憩を取る、退勤することから成り立ち、それぞれに支援のポイントがあるんですよね。
事例をはさみつつ、話をすすめました。
学生さんたち、現場の話を熱心にきいてくださいましたよ。 続きを読む
聖隷クリストファー大学 社会福祉部のジョブコーチ論の講義にゲストスピーカーとして4回おじゃますることになりました。
一回目。まずは、自己紹介と法人紹介。中間支援としての活動や障害者支援ではザザ中央館にあるオアシス(静岡県西部障害者マルチメディア情報センター)や在宅就業支援等についても紹介しました。
全盲の方はパソコンのモニターを使わないそうですよと伝えると、何人かの学生さんも、私が初めて聞いた時のように、びっくりされた様子だったのが印象的でした。
そう、パソコンって音声だけで操作できるんですよ。
それから障害者就労支援、ジョブコーチ支援の話です。
ジョブコーチの支援目標は、障害のある人が会社の中で、サポートを受けながら就労し続けることです。でも、企業にとっても、障害のある人にとっても、そこで雇用し続ける、働き続けることが、必ずしもベストではないときは、離職支援となることもあることも合わせて伝えました。
そして、これも重要なことですが、私たちにできることは限りがあるので、地域の中で連携、役割分担は欠かせないことなどを伝えました。
仕事をするとは、出勤する、作業をする、休憩を取る、退勤することから成り立ち、それぞれに支援のポイントがあるんですよね。
事例をはさみつつ、話をすすめました。
学生さんたち、現場の話を熱心にきいてくださいましたよ。 続きを読む
2014年07月11日
募集終了!障害者の就労と雇用を支援する人のための研修2014
募集を終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
ジョブコーチ担当の美甘です。
今年度の講座内容の詳細が決まりました!様々な障害の種類やその支援について網羅した充実の5日間です。希望講座のみ受講もできます。
静岡県労働局によると、昨年、県内民間企業で働く障害者の数は前年比6.9%増の9166.5人と過去最高を更新しました。そこにかかわる支援のニーズも増え、障がいのある人の雇用対策も続々と更新されています。
今年度は静岡県経済産業部雇用推進課からの委託を受け、静岡県ジョブコーチとして活動を希望する人、企業で障害のある人の雇用に関わる人、施設の就労支援担当者、障害のある人のご家族等を対象に、障害者の職場定着支援のための研修を開催します。
みなさまのご参加をお待ちしています。
<プログラム>
9月20日(土)
開校式、オリエンテーション
(1) 職業リハビリテーション概論 ~社会参加と自己実現のために~
那須利久(静岡障害者職業センター 所長)
(2) 静岡県ジョブコーチの取り組み
山野由香(浜松NPOネットワークセンター)
原田敦子(しずおか障害者就労支援ネットワーク・湖西 代表)
田中はる子(しずおか障害者就労支援ネットワーク・中遠 代表)
(3) 高次脳機能障害者の特性と職業的課題 ~誰にでも起こりうる見えない障害~
秋山尚也((社福)聖隷福祉事業団浜松市リハビリテーション病院 作業療法士)
9月26日(金)
(4) 障害者雇用の支援制度 ~最新情報&県内の状況~
北川和明(浜松公共職業安定所 主任就職促進指導官)
(5) 聴覚障害の特性と職業的課題 ~コミュニケーションの工夫・配慮~
水野映子(㈱第一生命経済研究所 ライフデザイン研究本部 上席主任研究員)
(6) 知的障害の特性と職業的課題 ~触法障害者の支援~
神田勇喜((社福)あしたか太陽の丘 相談員)
(7) 働く障害者の権利擁護 ~支援者として知っておくべきこと~
高貝亮(浜松綜合法律事務所 弁護士)
9月27日(土)
(8) 障害者就業・生活支援センターの活動 ~地域の就労支援~
加藤陽一(障害者就業・生活支援センターだんだん センター長)
(9) 視覚障害の特性と職業的課題 ~中途視覚障害者の復職~
下堂薗保(NPO法人タートル 理事)
(10) 演習:支援者の視点 ~コミュニケーションスキル&ケースマネージメント~
鈴木大介(ダイジョブ・プロジェクト 代表/静岡県ジョブコーチスーパーバイザー)
(11) 発達障害の特性と職業的課題 ~わかるように伝えていますか~
坂井聡(香川大学教育学部特別支援教育講座 教授)
10月2日(木)
(12) 精神障害の特性と職業的課題 ~働きたいを共にサポート~
茂木省太(大阪精神障害者就労支援ネットワークJSN新大阪事業所 副所長)
(13) 発達障害を抱えて働くということ ~定着のためのヒント~
大塚陽子
(14) グループワーク:テーマは当日発表!
美甘和子(浜松NPOネットワークセンター) しずおか就労支援ネットワーク ジョブコーチ
(15) 就業生活を支える家族の願い ~差別禁止・合理的配慮に関する指針研究会より~
小出隆司(全国手をつなぐ育成会連合会 副会長/静岡県手をつなぐ育成会 会長)
(16) 特別支援学校の取り組み ~働く人を育てる~
鈴木満彦(浜松特別支援学校 進路指導主事)
10月3日(金)
(17) ジョブコーチ支援の実際 ~アセスメントからフォロアップまで~
小松邦明(たかはま障がい者支援センター 総合コーディネーター)
(18) 企業の取り組み ~ユニバーサル農園の試み~
鈴木厚志(京丸園㈱ 代表取締役)
終了式 (終了後、静岡県ジョブコーチ希望者へ説明)
★会場:浜松市福祉交流センター(浜松市中区成子町140-8)
★時間:10:00~16:40
★対象:静岡県ジョブコーチ注1)として活動を希望する人
県内で障害のある人の就労・雇用支援をする人、関心のある人等
★参加費:無料
★定員:各講座40名程度 ※全講座受講の方を優先します。
★受講申し込み〆切:8月29日(金) → 締め切りました。
注1)ジョブコーチは、障害のある人が就労をとおして社会参加することを応援します。職場に出向き事業所と働く障害者の間に立って双方の意思疎通を図りつつ、安心して働ける職場環境をコーディネートします。
事業所に対して必要な配慮の説明や、障害のある人へ特性に合った作業支援等を行います。
静岡県は2001年、全国に先駆けて独自のジョブコーチ派遣制度を立ち上げ、現在は県内7拠点、50余名のジョブコーチが活動しています。あなたも仲間に入りませんか。
静岡県ジョブコーチとして活動するには、全講座の8割以上を受講し、かつ浜松NPOネットワークセンターの実施する面接と実習(有料)を修了する必要があります。(詳しくは最終日に説明します)
事業名:障害者職場定着支援事業
主催:静岡県
企画運営:NPO法人 浜松NPOネットワ-クセンタ-
★申込み:FAX 053-445-3717 または E-mail jobcoach@n-pocket.jp まで。
お名前(ふりがな)、性別、年齢、住所、TEL&FAX、E-mail、勤務先・所属団体、受講希望講座(全講座か、希望の講座番号をお知らせください)、志望動機 をお知らせください。
ジョブコーチ担当の美甘です。
今年度の講座内容の詳細が決まりました!様々な障害の種類やその支援について網羅した充実の5日間です。希望講座のみ受講もできます。
静岡県労働局によると、昨年、県内民間企業で働く障害者の数は前年比6.9%増の9166.5人と過去最高を更新しました。そこにかかわる支援のニーズも増え、障がいのある人の雇用対策も続々と更新されています。
今年度は静岡県経済産業部雇用推進課からの委託を受け、静岡県ジョブコーチとして活動を希望する人、企業で障害のある人の雇用に関わる人、施設の就労支援担当者、障害のある人のご家族等を対象に、障害者の職場定着支援のための研修を開催します。
みなさまのご参加をお待ちしています。
<プログラム>
9月20日(土)
開校式、オリエンテーション
(1) 職業リハビリテーション概論 ~社会参加と自己実現のために~
那須利久(静岡障害者職業センター 所長)
(2) 静岡県ジョブコーチの取り組み
山野由香(浜松NPOネットワークセンター)
原田敦子(しずおか障害者就労支援ネットワーク・湖西 代表)
田中はる子(しずおか障害者就労支援ネットワーク・中遠 代表)
(3) 高次脳機能障害者の特性と職業的課題 ~誰にでも起こりうる見えない障害~
秋山尚也((社福)聖隷福祉事業団浜松市リハビリテーション病院 作業療法士)
9月26日(金)
(4) 障害者雇用の支援制度 ~最新情報&県内の状況~
北川和明(浜松公共職業安定所 主任就職促進指導官)
(5) 聴覚障害の特性と職業的課題 ~コミュニケーションの工夫・配慮~
水野映子(㈱第一生命経済研究所 ライフデザイン研究本部 上席主任研究員)
(6) 知的障害の特性と職業的課題 ~触法障害者の支援~
神田勇喜((社福)あしたか太陽の丘 相談員)
(7) 働く障害者の権利擁護 ~支援者として知っておくべきこと~
高貝亮(浜松綜合法律事務所 弁護士)
9月27日(土)
(8) 障害者就業・生活支援センターの活動 ~地域の就労支援~
加藤陽一(障害者就業・生活支援センターだんだん センター長)
(9) 視覚障害の特性と職業的課題 ~中途視覚障害者の復職~
下堂薗保(NPO法人タートル 理事)
(10) 演習:支援者の視点 ~コミュニケーションスキル&ケースマネージメント~
鈴木大介(ダイジョブ・プロジェクト 代表/静岡県ジョブコーチスーパーバイザー)
(11) 発達障害の特性と職業的課題 ~わかるように伝えていますか~
坂井聡(香川大学教育学部特別支援教育講座 教授)
10月2日(木)
(12) 精神障害の特性と職業的課題 ~働きたいを共にサポート~
茂木省太(大阪精神障害者就労支援ネットワークJSN新大阪事業所 副所長)
(13) 発達障害を抱えて働くということ ~定着のためのヒント~
大塚陽子
(14) グループワーク:テーマは当日発表!
美甘和子(浜松NPOネットワークセンター) しずおか就労支援ネットワーク ジョブコーチ
(15) 就業生活を支える家族の願い ~差別禁止・合理的配慮に関する指針研究会より~
小出隆司(全国手をつなぐ育成会連合会 副会長/静岡県手をつなぐ育成会 会長)
(16) 特別支援学校の取り組み ~働く人を育てる~
鈴木満彦(浜松特別支援学校 進路指導主事)
10月3日(金)
(17) ジョブコーチ支援の実際 ~アセスメントからフォロアップまで~
小松邦明(たかはま障がい者支援センター 総合コーディネーター)
(18) 企業の取り組み ~ユニバーサル農園の試み~
鈴木厚志(京丸園㈱ 代表取締役)
終了式 (終了後、静岡県ジョブコーチ希望者へ説明)
★会場:浜松市福祉交流センター(浜松市中区成子町140-8)
★時間:10:00~16:40
★対象:静岡県ジョブコーチ注1)として活動を希望する人
県内で障害のある人の就労・雇用支援をする人、関心のある人等
★参加費:無料
★定員:各講座40名程度 ※全講座受講の方を優先します。
★受講申し込み〆切:8月29日(金) → 締め切りました。
注1)ジョブコーチは、障害のある人が就労をとおして社会参加することを応援します。職場に出向き事業所と働く障害者の間に立って双方の意思疎通を図りつつ、安心して働ける職場環境をコーディネートします。
事業所に対して必要な配慮の説明や、障害のある人へ特性に合った作業支援等を行います。
静岡県は2001年、全国に先駆けて独自のジョブコーチ派遣制度を立ち上げ、現在は県内7拠点、50余名のジョブコーチが活動しています。あなたも仲間に入りませんか。
静岡県ジョブコーチとして活動するには、全講座の8割以上を受講し、かつ浜松NPOネットワークセンターの実施する面接と実習(有料)を修了する必要があります。(詳しくは最終日に説明します)
事業名:障害者職場定着支援事業
主催:静岡県
企画運営:NPO法人 浜松NPOネットワ-クセンタ-
★申込み:FAX 053-445-3717 または E-mail jobcoach@n-pocket.jp まで。
お名前(ふりがな)、性別、年齢、住所、TEL&FAX、E-mail、勤務先・所属団体、受講希望講座(全講座か、希望の講座番号をお知らせください)、志望動機 をお知らせください。
2014年06月30日
静岡県ジョブコーチスキルアップ講座でふと、、。
代表の井ノ上です。
障害のある人が長く仕事につけるかどうかは、その人自身の障害特性を見極めたマッチングが必要と言われますが、人それぞれ好きな仕事・できる仕事かどうかについて、さらには環境とのマッチングも大事な要素です。
N-Pocketが県から受託して行っている静岡県ジョブコーチは職業の紹介・斡旋はできませんが、実習段階で関わればマッチングの度合いを事前にみることができます。実習時にも静岡県ジョブコーチは支援ができますので是非ご相談ください。
さて、N-Pocketでは年に10回ほどジョブコーチのスキルアップをはかる講座を開いていますが、先日は障害のある人が働くモチベーションを維持し、高めるための評価をどう行っていくかというテーマで開きました。
講師は、静岡県ジョブコーチ事業の初代事業担当者でもあり、現在はスーパーバイザーとしてジョブコーチに関わる一般社団法人ダイジョブ・プロジェクトの代表・鈴木大介さん。
ダイジョブでは、コミュニケーション支援活動を常日頃から行っています。そこで感情表現の言語化について課題があること自体がわからないままに、職場で問題がおこってしまう事例をいくつかあげてくれました。
障害のある人が働くことに対し自信喪失させてしまわないようジョブコーチによる適切な評価が必要なこと、また本人に対する支援のヒントについて現場のジョブコーチたちと共有したのですが、講座中こんな話もありました。
『ジョブコーチには「正しい〇〇の仕方を教えてほしい」という依頼が事業主からされることがありますが、正しい〇〇の仕方という一点ではなく、だめなやり方、丁寧すぎる仕方という両極端を示して、その中で自分にあった方法を見つけ出してもらうといいですよね。』
そうそう、小さなことですが、そんな柔軟性のある対応がその人がありのままで働けることに繋がっていくと感じます。
ありのままにという言葉をどう解釈するかはとても難しいですが、社会で働くにあたって、枠の中になんとかはめ込まなくては、という動きでなく、働き手となる自分にあう枠をどう見つけるか、その見つけ方を術として身に着けていくと、自分自身でマッチングを成功させることができます。
就労する側も雇用する側も相互に無理のない着地点をみつけだしていくためのそんなお手伝いをジョブコーチはしていくことができます。
ジョブコーチをはじめとする、障害のある人の就労や職場に定着することについて支援できる人を養成するセミナーをこの秋に開催します。
詳細は後日お知らせします。
障害のある人が長く仕事につけるかどうかは、その人自身の障害特性を見極めたマッチングが必要と言われますが、人それぞれ好きな仕事・できる仕事かどうかについて、さらには環境とのマッチングも大事な要素です。
N-Pocketが県から受託して行っている静岡県ジョブコーチは職業の紹介・斡旋はできませんが、実習段階で関わればマッチングの度合いを事前にみることができます。実習時にも静岡県ジョブコーチは支援ができますので是非ご相談ください。
さて、N-Pocketでは年に10回ほどジョブコーチのスキルアップをはかる講座を開いていますが、先日は障害のある人が働くモチベーションを維持し、高めるための評価をどう行っていくかというテーマで開きました。
講師は、静岡県ジョブコーチ事業の初代事業担当者でもあり、現在はスーパーバイザーとしてジョブコーチに関わる一般社団法人ダイジョブ・プロジェクトの代表・鈴木大介さん。
ダイジョブでは、コミュニケーション支援活動を常日頃から行っています。そこで感情表現の言語化について課題があること自体がわからないままに、職場で問題がおこってしまう事例をいくつかあげてくれました。
障害のある人が働くことに対し自信喪失させてしまわないようジョブコーチによる適切な評価が必要なこと、また本人に対する支援のヒントについて現場のジョブコーチたちと共有したのですが、講座中こんな話もありました。
『ジョブコーチには「正しい〇〇の仕方を教えてほしい」という依頼が事業主からされることがありますが、正しい〇〇の仕方という一点ではなく、だめなやり方、丁寧すぎる仕方という両極端を示して、その中で自分にあった方法を見つけ出してもらうといいですよね。』
そうそう、小さなことですが、そんな柔軟性のある対応がその人がありのままで働けることに繋がっていくと感じます。
ありのままにという言葉をどう解釈するかはとても難しいですが、社会で働くにあたって、枠の中になんとかはめ込まなくては、という動きでなく、働き手となる自分にあう枠をどう見つけるか、その見つけ方を術として身に着けていくと、自分自身でマッチングを成功させることができます。
就労する側も雇用する側も相互に無理のない着地点をみつけだしていくためのそんなお手伝いをジョブコーチはしていくことができます。
ジョブコーチをはじめとする、障害のある人の就労や職場に定着することについて支援できる人を養成するセミナーをこの秋に開催します。
詳細は後日お知らせします。
2014年04月14日
静岡県ジョブコーチのブログできました
代表の井ノ上です。
寒がりの私も少し暖かくなり始めた天候に元気を取り戻しています。
さて、今日は新しくブログを開設しましたのでご案内いたします。
N-Pocketは、静岡県ジョブコーチの皆さんと一緒に、障害のある人の就労や雇用をすすめる活動を行っていますが、そのジョブコーチの皆さんがつながってできた「静岡県障害者就労支援ネットワーク」としてのブログを日本財団のCANPANを利用させていただき、開設しました。
このブログで、障害のある方の就労を関係者の信頼関係をもって進めるためにも、支援に関わる人たちがどんな思いをもっている人たちなのかを知っていただこうと、「しずおか障害者就労支援ネットワーク」に所属するジョブコーチたちの姿を皆さんにお伝えしていきますね。
ブログ:
しずおか障害者就労支援ネットワーク(静岡県ジョブコーチよりこんにちは)
【しずおか障害者就労支援ネットワーク 誕生のいきさつ】
浜松NPOネットワークセンターが2001年から2002年まで静岡県から委託された「静岡県障害者就労支援ネットワーク体制づくり」において開かれたジョブコーチ養成講座受講生(52名)の中から15名の静岡県ジョブコーチが生まれました。
翌年には、誕生した静岡県ジョブコーチ自身が、静岡県内に6つの拠点をつくりました。それら6つの拠点が繋がって「しずおか障害者就労支援ネットワーク」が誕生しました。
誕生に至る事業展開に関心がある方は「ジョブコーチハンドブック」の第1章をぜひご覧ください。
【活動実績】
現在、県内に8つの拠点(三島、富士、静岡、藤枝、中遠、浜松、湖西)があります。
50名を超える静岡県ジョブコーチが、それぞれ地域の拠点に所属し、県のジョブコーチとして地域に応じた障害のある人の自立へ向けての支援を行っています。
【拠点のご紹介】
2014年4月現在静岡県下に7つの拠点があり、50名を超えるジョブコーチがそれぞれの所属拠点を中心に、傷害のある人の就労・雇用の継続を支える活動を行っています。ご相談は最寄りの拠点でできます。
・しずおか障害者就労支援ネットワーク三島 (梅田)電話:090-8324-6473
・しずおか障害者就労支援ネットワーク富士 (芦澤)電話:090-6092-8033
・しずおか障害者就労支援ネットワーク静岡 (紅林)電話:090-1780-3894
・しずおか障害者就労支援ネットワーク藤枝 (長橋)電話:090-7853-4883
・しずおか障害者就労支援ネットワーク中遠 (田中)電話:090-8950-5102
・しずおか障害者就労支援ネットワーク浜松 (山野)電話:053-445-3717
・しずおか障害者就労支援ネットワーク湖西 (原田)電話:090-8550-8215
★静岡県障害者職場定着支援事業受託事業者
特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター 電話:053-445-3717
ホームページ http://www.n-pocket.jp
寒がりの私も少し暖かくなり始めた天候に元気を取り戻しています。
さて、今日は新しくブログを開設しましたのでご案内いたします。
N-Pocketは、静岡県ジョブコーチの皆さんと一緒に、障害のある人の就労や雇用をすすめる活動を行っていますが、そのジョブコーチの皆さんがつながってできた「静岡県障害者就労支援ネットワーク」としてのブログを日本財団のCANPANを利用させていただき、開設しました。
このブログで、障害のある方の就労を関係者の信頼関係をもって進めるためにも、支援に関わる人たちがどんな思いをもっている人たちなのかを知っていただこうと、「しずおか障害者就労支援ネットワーク」に所属するジョブコーチたちの姿を皆さんにお伝えしていきますね。
ブログ:
しずおか障害者就労支援ネットワーク(静岡県ジョブコーチよりこんにちは)
【しずおか障害者就労支援ネットワーク 誕生のいきさつ】
浜松NPOネットワークセンターが2001年から2002年まで静岡県から委託された「静岡県障害者就労支援ネットワーク体制づくり」において開かれたジョブコーチ養成講座受講生(52名)の中から15名の静岡県ジョブコーチが生まれました。
翌年には、誕生した静岡県ジョブコーチ自身が、静岡県内に6つの拠点をつくりました。それら6つの拠点が繋がって「しずおか障害者就労支援ネットワーク」が誕生しました。
誕生に至る事業展開に関心がある方は「ジョブコーチハンドブック」の第1章をぜひご覧ください。
【活動実績】
現在、県内に8つの拠点(三島、富士、静岡、藤枝、中遠、浜松、湖西)があります。
50名を超える静岡県ジョブコーチが、それぞれ地域の拠点に所属し、県のジョブコーチとして地域に応じた障害のある人の自立へ向けての支援を行っています。
【拠点のご紹介】
2014年4月現在静岡県下に7つの拠点があり、50名を超えるジョブコーチがそれぞれの所属拠点を中心に、傷害のある人の就労・雇用の継続を支える活動を行っています。ご相談は最寄りの拠点でできます。
・しずおか障害者就労支援ネットワーク三島 (梅田)電話:090-8324-6473
・しずおか障害者就労支援ネットワーク富士 (芦澤)電話:090-6092-8033
・しずおか障害者就労支援ネットワーク静岡 (紅林)電話:090-1780-3894
・しずおか障害者就労支援ネットワーク藤枝 (長橋)電話:090-7853-4883
・しずおか障害者就労支援ネットワーク中遠 (田中)電話:090-8950-5102
・しずおか障害者就労支援ネットワーク浜松 (山野)電話:053-445-3717
・しずおか障害者就労支援ネットワーク湖西 (原田)電話:090-8550-8215
★静岡県障害者職場定着支援事業受託事業者
特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター 電話:053-445-3717
ホームページ http://www.n-pocket.jp
2014年02月07日
講座「発達障害のある人の就労を考える」を開催します
ジョブコーチ事業担当の山野です。
近くなってからのお知らせで申し訳ありません。
発達障害のある人の支援について、2月20日に勉強会を開きます。
ジョブコーチのスキルアップ研修の一つですが、
支援者、保護者の方々等にもご参加いただきたいと思い、公開講座としてます。
ぜひ、一緒に学びませんか。
コミュニケーションなどに課題があり“生きにくさ”を感じる人たちが
“社会で自分らしく生きるための力”をつけるためには何が必要なのでしょう?
職場におけるSST(ソーシャルスキルトレーニング)導入について体験しながら、支援に生かすヒントを学びます。
日時:2014年2月20日(木)13:00~16:30
会場:浜松市福祉交流センター 4階大広間
講師:鈴木 大介 氏
プロフィール
・一般社団法人ダイジョブ・プロジェクト 代表理事
・静岡県ジョブコーチスーパーバイザー
・静岡県教育委員会「コミュニケーションスキル講座」講師
・浜松テクノカレッジワークサポート科(発達障害クラス)講師
・東海福祉専門学校 非常勤講師
・ハローワーク浜松 精神障害者雇用トータルサポーター
申込みは、浜松NPOネットワークセンター まで
E-mail jobcoach@n-pocket.jp
電話・FAX:053-445-3717
※お名前、連絡先、所属をお知らせください
定員に達しました。ありがとうございました
近くなってからのお知らせで申し訳ありません。
発達障害のある人の支援について、2月20日に勉強会を開きます。
ジョブコーチのスキルアップ研修の一つですが、
支援者、保護者の方々等にもご参加いただきたいと思い、公開講座としてます。
ぜひ、一緒に学びませんか。
コミュニケーションなどに課題があり“生きにくさ”を感じる人たちが
“社会で自分らしく生きるための力”をつけるためには何が必要なのでしょう?
職場におけるSST(ソーシャルスキルトレーニング)導入について体験しながら、支援に生かすヒントを学びます。
日時:2014年2月20日(木)13:00~16:30
会場:浜松市福祉交流センター 4階大広間
講師:鈴木 大介 氏
プロフィール
・一般社団法人ダイジョブ・プロジェクト 代表理事
・静岡県ジョブコーチスーパーバイザー
・静岡県教育委員会「コミュニケーションスキル講座」講師
・浜松テクノカレッジワークサポート科(発達障害クラス)講師
・東海福祉専門学校 非常勤講師
・ハローワーク浜松 精神障害者雇用トータルサポーター
申込みは、浜松NPOネットワークセンター まで
E-mail jobcoach@n-pocket.jp
電話・FAX:053-445-3717
※お名前、連絡先、所属をお知らせください
定員に達しました。ありがとうございました
2014年01月31日
ジョブコーチインターン研修発表会
はじめまして、当ブログ初登場のインターン・中村です
と同時に、我々インターンにとりましては、
皆様にひとまずの“お別れ”をさせていただく季節にもなりました。
去る1月24日(金)、「平成25年度インターン研修発表会」が開催されました。
10ヶ月間に及ぶジョブコーチ養成事業に励んだインターンが、静岡県内の現役ジョブコーチおよび関係者約40名を前に、各々の成果をプレゼン形式で披露させていただきました。
(私も、とても緊張しました…)
その全てをお伝えするには余りにもスペースが足りませんが、発表内容をダイジェストでご紹介すると…
ジョブコーチの概要・意義のまとめ
「困り感をできる感に変える人々」を通して、誰もが共生できる社会について
就労支援に大切なアイデア、ワークカードを提案
研修を通じて興味を抱いた特例子会社制度の報告
難病や内部障害などの就労支援について
みんなが生きやすい社会」をこれまでの学びから見つめ直し
視覚障害者との交流を通じ、「わかる」ことの意味について考え直す
「皆違って皆よい」形を模索
施設実習で学んだ就労支援体制の実際を振り返る
一名につき約15分という短い持ち時間のなかにも、それぞれの個性が存分に発揮された発表会となりました。
インターンにとって有意義な振り返りの場となっただけでなく、僭越ながら、聴講いただいた皆様にとりましても、今後のジョブコーチ活動にあたって、思いを新たにしていただく機会になったとすれば幸いです。
インターンは1月末日をもって研修課程を修了します。
「これで終わり」ではなく、「これからが始まり」なのだと思います
これまでに習得した様々な知識、実習先で体感した障害者雇用の実際、あるいは、行く先々で出会った方々とのご縁など…。
この研修を通じて手にした全てを糧に、次の一歩を踏み出していきます。
皆様、本当にありがとうございました。
そして、今後もよろしくお願いいたします。
カタチを変えて、またお会いする日まで…。
と同時に、我々インターンにとりましては、
皆様にひとまずの“お別れ”をさせていただく季節にもなりました。
去る1月24日(金)、「平成25年度インターン研修発表会」が開催されました。
10ヶ月間に及ぶジョブコーチ養成事業に励んだインターンが、静岡県内の現役ジョブコーチおよび関係者約40名を前に、各々の成果をプレゼン形式で披露させていただきました。
(私も、とても緊張しました…)
その全てをお伝えするには余りにもスペースが足りませんが、発表内容をダイジェストでご紹介すると…
ジョブコーチの概要・意義のまとめ
「困り感をできる感に変える人々」を通して、誰もが共生できる社会について
就労支援に大切なアイデア、ワークカードを提案
研修を通じて興味を抱いた特例子会社制度の報告
難病や内部障害などの就労支援について
みんなが生きやすい社会」をこれまでの学びから見つめ直し
視覚障害者との交流を通じ、「わかる」ことの意味について考え直す
「皆違って皆よい」形を模索
施設実習で学んだ就労支援体制の実際を振り返る
一名につき約15分という短い持ち時間のなかにも、それぞれの個性が存分に発揮された発表会となりました。
インターンにとって有意義な振り返りの場となっただけでなく、僭越ながら、聴講いただいた皆様にとりましても、今後のジョブコーチ活動にあたって、思いを新たにしていただく機会になったとすれば幸いです。
インターンは1月末日をもって研修課程を修了します。
「これで終わり」ではなく、「これからが始まり」なのだと思います
これまでに習得した様々な知識、実習先で体感した障害者雇用の実際、あるいは、行く先々で出会った方々とのご縁など…。
この研修を通じて手にした全てを糧に、次の一歩を踏み出していきます。
皆様、本当にありがとうございました。
そして、今後もよろしくお願いいたします。
カタチを変えて、またお会いする日まで…。
2014年01月07日
第1回静岡県ジョブコーチ全体会議
インターンの野田です。
遅くなりましたが、昨年行われたジョブコーチ全体会議の報告をしたいと思います。
平成25年12月19日(木)に「第1回静岡県ジョブコーチ全体会議」が、静岡市産学交流センターで行われました。
開会の挨拶は、井ノ上代表が行いました。
次に、来賓としてお招きした県経済産業部雇用推進課長、鈴木朝子様より、
静岡県の障害者雇用が法定雇用率に達していないこと、また法定雇用率達成企業が50%に満たないことなど貴重なお話を頂きました。
報告事項として
1.静岡県ジョブコーチのあゆみ
2.静岡県ジョブコーチ共有確認事項
を報告しました。
ジョブコーチ養成セミナーを受講してから年数が経つジョブコーチも多く、「しずおか障害者就労支援ネットワーク」の歴史、支援対象等の各種確認事項を全体で初めて確認する貴重な機会となりました。
最後にグループ討議を行い、「あなたがジョブコーチになったきっかけ、目指すもの」について活発な議論が交わされました。
私はインターンの立場から、現場で活躍されているジョブコーチの方々の葛藤や今後の目標などを聞くことができて、大変勉強になりました。
さて、我々インターンは今月末に行われる「成果発表会」にむけて、日々奮闘中です!
皆さんも「馬のように駆け抜ける」ように、今年も頑張ってください!
遅くなりましたが、昨年行われたジョブコーチ全体会議の報告をしたいと思います。
平成25年12月19日(木)に「第1回静岡県ジョブコーチ全体会議」が、静岡市産学交流センターで行われました。
開会の挨拶は、井ノ上代表が行いました。
次に、来賓としてお招きした県経済産業部雇用推進課長、鈴木朝子様より、
静岡県の障害者雇用が法定雇用率に達していないこと、また法定雇用率達成企業が50%に満たないことなど貴重なお話を頂きました。
報告事項として
1.静岡県ジョブコーチのあゆみ
2.静岡県ジョブコーチ共有確認事項
を報告しました。
ジョブコーチ養成セミナーを受講してから年数が経つジョブコーチも多く、「しずおか障害者就労支援ネットワーク」の歴史、支援対象等の各種確認事項を全体で初めて確認する貴重な機会となりました。
最後にグループ討議を行い、「あなたがジョブコーチになったきっかけ、目指すもの」について活発な議論が交わされました。
私はインターンの立場から、現場で活躍されているジョブコーチの方々の葛藤や今後の目標などを聞くことができて、大変勉強になりました。
さて、我々インターンは今月末に行われる「成果発表会」にむけて、日々奮闘中です!
皆さんも「馬のように駆け抜ける」ように、今年も頑張ってください!