2018年07月27日

まあるくなって語った~議員と語ろうNPO円卓会議 2018

事務局長の小林です。

毎年恒例、6年目となる「円卓会議」は、市民活動団体、行政、学生ほか、計43名が参加。浜松市議会議員は全7会派から8名が参加してくださいました。

自由民主党浜松 花井 和夫さん、須藤 京子さん
創造浜松 遠山 将吾さん
市民クラブ 北野谷 富子さん
公明党 幸田 惠里子さん
日本共産党浜松市議団 酒井 豊実さん
浜松市政向上委員会 鈴木 恵さん  
市民サポート浜松 馬塚 彩矢香さん(順不同)

毎年、「時間が短くて基調講演がもったいない」「テーマごとにやりたい」という声が多いので、今年はディスカッションの1回目をテーマ別(防災、障害、子ども子育て、子ども教育、高齢化社会、地域づくり、NPOと協働、区割り)で、2回目は議員の関心キーワードをそれぞれ5つ出してもらい、それを参加者が選ぶ形でグループを作りました。
円卓会議2018_2

また、ファシリテーションツール「えんたくん」が登場。丸い段ボールを囲むと、フラットな関係で、距離感がぐっと縮まるんです。まあるい紙にはキーワードや意見、図やイラストを描いてみたり、それぞれ自由に使っていました。
途中から来た参加者いわく「オシャレな丸いテーブル珈琲でやっているのかと思った」と。

基調講演の代わりには、議員の方から「地方議会のしくみ」では議会の時期や構成、常任委員会と特別委員会、審議の流れを紹介。「市民の声をとどけるしくみ」では、請願・陳情・要望の違いとその出し方、事例や効果など、市民が使える議会へのアプローチを紹介していただきました。
短時間の解説でしたが、議会へのアプローチを必要とする人には、その流れや実践例が「参考になる」「再確認できた」と好評でした。

NPOと議員の関係というと、議員に便宜グッドを図ってもらう?とか、政治が絡むのはちょっと汗…とか思っている方もいるかもしれません。私たちが考えているのは、そういう関係性ではなくて、まずは声になりにくい、目には見えにくい現場の状況を議員の方に知ってもらうこと。そして、活動の中で制度の壁危険にぶつかった時や、行政の担当課に交渉しても解決しにくい複数の分野にまたがる問題sosなど、市民活動団体と議員が協働して、データや情報を出し合ったり、モデルケースを紹介したりして、解決の道筋をつけていくことを目指しています。

NPOの役割の一つに「課題の提言」がありますが、そのNPOの提言力鉛筆をこの円卓会議をきっかけに向上できれば…とも考えています。
3時間の会議でできるのは、課題を遡上に乗せることぐらいですが、似たような課題意識を持っている他の団体と協力・協働が生まれることもありますひよこ
円卓会議2018_1

今回は初参加が8名。複数回の参加者が増え、課題をペーパーにまとめてきたり、異なる意見も受容しながら議論するといった成熟した雰囲気キラキラでした。「以前は議員さんに何をどう話していいかわからなくて緊張汗したけれど、今日は自然に話せたハート」という方も。
とは言え、それぞれのテーブルの議論は熱かった炎 「時間ですよー時計」と言っても話が止まらない~~汗
多岐にわたるテーマで議論しましたが、共通項もいろいろ見えてきたのではないでしょうか。

ご参加の皆様、準備から関わってくださった協力団体の方々もありがとうございました。
よりよい浜松をつくっていくために、今後もどうぞよろしくお願いします。
  

Posted by ぽけ子 at 21:53Comments(0)市民活動支援

2018年07月18日

浜松の協働を考えるタウンミーティングに参加しよう!

「市民協働を進めるための基本指針」改定のためのタウン・ミーティングが開かれます!

公共は誰が担うもの?の問い。   
市民と行政がともに担う? う~ん、ときと場合によるね。という答えから、そりゃ、行政でしょ!
いやいや、公共は市民のものだね、という答え方から。
様々です。

次にNPOの役割は?という問い。
公平性などを行動原理とする行政や、利益をあげなければならない企業は、ある種の社会的課題を解決することについての限界が生じていますよね。
市民団体は、柔軟性と機動力を強みとします。
そんなNPOは、社会を支えるセクターとしてどのような役割を担っているのでしょうか。
この問いの答えは、NPOを設立した年代によってちょっと差がありました。

こんな問いに浜松のNPOはどう答えたのでしょうか。
実はこの4月に浜松市内にあるNPO法人に浜松市と静岡県西部NPO法人会が協働でアンケートを出しました。
その結果から見えてきた課題をお伝えするためにも、NPO法人会はこのタウンミーティングに参加します。
アンケート結果(一部)



公助>共助>自助 という社会を支える仕組みが、自助>共助>公助 となりかねない現実も無きにしも非ず ガーン
決まったわけではありませんが、区再編の話も出ていますから、これは影響大!です。

しかし、営利活動を行う企業、非営利活動を行う行政や市民団体の協働はますます必要な社会になっているのはホントのことうわっ
どうしたら、お互いの強みを発揮してより大きな効果がでる協働ができるのでしょうか。
浜松市、市民、市民活動団体、事業者の4つの主体がどのように協働をすすめていったらいいか、考えましょう。

あなたのつぶやきに真実あり! ちょいと浜北までおでかけして、どんな街づくりをしていけばいいか、ご意見出してみませんか。

日時:2018年84日(土) 14:00~16:00
場所:浜北区役所 3階 第2会議室 (なゆた浜北内 浜北区貴布祢3000)
内容:指針改定についての説明のあと、ワークショップを開きます。ワークショップでは、グループごとに市民、市民活動団体、事業者、市、でそれぞれの強みや課題について話し合い、市民協働の未来を共有します。
申し込み:浜松市市民部市民協働地域政策課まで、お名前、居住区名、所属、電話番号、メールアドレスをお伝えください。あて先は、 電話053-457-2094 FAX:053-457-2750 メールshiminkyodo@city.hamamatsu.shizuoka.jp
申込期日:7月31日(火)必着

おすすめじゃ!!  


2018年07月10日

議員と語ろうNPO円卓会議 2018

中間支援担当の小林です。

今年も、NPOや市民活動団体が抱える地域のニーズや課題を、市議会議員と共有する場をもちます。
NPOが制度や施策に働きかけて、地域を変えていく手法やその事例も紹介し、議員との協働ポイントを掘り下げます。

こんな課題や取り組みを知らせたい、他の団体の活動を知りたい、役所に掛け合ったけれど解決しない課題がある、そんな団体にチャンスですよ~。

定員まで残り数人なので、申込みはお早めに!(定員になり次第、〆切ります)

日時:2018年7月22日(日)13時半~16時半
場所:浜松市こども館分室(ザザシティ中央館5F)
議員:7会派8名が参加予定
対象:NPO・市民活動団体の関係者、行政職員、一般市民
参加費:資料代 500円
定員:40名(満員御礼で〆切りました!)
申込:info@n-pocket.jp まで 1)参加者名、2)所属団体、3)E-mail をお知らせください。

昨年の様子はリンク先をご覧ください。
円卓会議2017_2
円卓会議2017_1
  

Posted by ぽけ子 at 19:10Comments(0)市民活動支援