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2016年03月07日

NPO法人の会計、秘伝を伝授!

事務局長の小林です。
毎年恒例になった「NPO法人会計講座」、今年も静岡県労働者福祉基金協会の「プレゼント講座」3回目として開催しました。
講師は、NPO法人会計基準の策定にも関わり、NPOの世界から税理士になった中尾さゆりさん。

会計講座

まる(赤)収益区分では、どういう収益お宝で成り立っているかを把握することが大事。
資金が自前か/外来か、対価性があるか/支援運動性のものか、毎年もらえるものでない助成金や、もらえる額は大きいが不安定な受託収益といった説明がありました。

まる(赤)税務申告は、NPO法人はすべて非課税、ではありません!法人税や源泉徴収、消費税、いろいろ払うべきものがあります。やり方によっては、非課税になるものもあるので、注意が必要です。

誤解も多いようですが、「特定非営利活動に係わる事業(本来事業)」「その他の事業」と、「非収益事業」「収益事業」は同じではありません。
本来事業であっても、物品販売委託は収益事業であり、基本的に納税の必要があります。でも技芸教授にパソコン教室やスポーツは入っていないし、法人税法には非課税の規定もありますから、という話がありました。 → こちらも参照

まる(赤)人件費の払い方もいろいろあり、活動のスタイルや何に対する対価なのかで、役員報酬、給与手当、請負、外注、諸謝金とわかれ、それに伴って給与所得の所得税や社会保険、源泉徴収が必要になってきます。

日々の取引の注意点、証票の整理鉛筆や帳簿のつけ方本、決算に必要なことも説明がありました。
NPOを作ったばかりの方も多かったので、え~!汗と思われたかもしれません。
でも、NPO法人の情報が公開目されて決算書類を見ることができるのは、社会からの信頼や支援を得るために必要なことなんです注目

ソリマチ会計王

後半は、ソリマチの会計王NPOスタイル17を使って入力パソコンしてみました。
N-Pocket代表の井ノ上が11年間試行錯誤して得た秘伝の技!筆
部門設定の階層分け(大項目>中項目>小項目)や、補助科目の使い方、これは使えると使えないかで大違い!お得キラキラ
既に会計王を使っている方から「新しい操作が勉強になった電球」との感想もいただきました。

事業規模が100万円以下の団体ならば、会計ソフトではなく、エクセルやネット帳簿のN-Booksee-会計でも十分と思います。
500万円を超えて複数の事業を行う団体だと、会計処理が煩雑になってくるので、会計ソフトの導入をおススメします。
N-Pocketでは会計王給料王などソリマチ製品を10%Offで扱っているので(10000円キャッシュバックもあり)、ご相談くださいね~。

参考:2015年の会計講座


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