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2012年07月09日

とろう、認定NPO法人!目指せ、浜松第二号!

事務局長の小林です。
8日は「認定NPO法人」の講座を西部パレットで開きました。
昨秋に同様の講座をやった時は16人だったのですが、今回は27人(12団体18名、行政3名、個人1名、主催・スタッフ5名)の参加がありました。NPO支援センター、NPO法人、任意団体、市の市民活動担当と属性は様々で、西は豊橋から東は静岡からも来られました。

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講師はシーズ・市民活動を支える制度をつくる会の関口さん。

今、全国でNPO法人が4万5千もあり、コンビニと同じぐらいの数あるけれど、
これまではハードルが高すぎて、認定法人はわずか0.5%で、静岡県では0.2%、2団体と特に少ないこと。

でも、認定を取ることで、寄付する人・団体・会社もメリットがあり、
団体にとっても、法人税の軽減や信頼性の向上につながること。
東京では企業のCSRで、「認定法人」がパートナー探しの基準になりつつあり、これからは「認定法人」が「信頼のおけるNPO」の指標になっていくとのこと。

ただ、この申請には、手間とコストもかかります。
会計処理や理事の構成などにも、一定の基準があり、それをクリアすることが重要との話でした。

設立して5年以上経つ団体は、仮認定にチャレンジできるのはこの3年以内。
実績判定に2年必要なので、条件整備を今から始めないと、チャンスを逃します。
年度ごとの事業報告や登記など、NPO法人としての義務をきちんと果たしていることも条件。
明朗会計はもちろん、寄付者の名簿も必要になってきます。

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今回は、法改正の仕掛け人で、国税庁や議員に直接掛け合って交渉してきた関口さんならではの話がとてもわかりやすく、参加者にも大変好評でした。
手続きは大変だけれど、せっかく改正した制度を使わなければもったいない!がんばって、やってみよう力こぶ、という元気をいただいた講座でした。

ちなみに、この講座、東京だと5000円もするんですよ!びっくり
でも、主催の静岡県労働者福祉基金協会のおかげで、浜松だとなんと資料代500円のみ!まるとく
感謝、感謝です!!

なお、「認定法人」は取ったから寄付が増えるという打ち出の小槌ではありません。
寄付を集めるには「こういう事業を実現したい!」という広報と、「このように使いました」という会計報告が欠かせません。9月23日は「NPO法人会計基準」、11月4日には「広報」の講座が続きます。
ご参加、お待ちしています音符


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