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2013年07月26日

多文化でカラフル&ビビッドな2日間

多文化共生事業担当の小林です。
20~21日は「多文化わかものカンファレンス2013」に行ってきました。

集合写真

外国人・日本人のわかものたちが40名あまり集まって、ゲームあり、ディスカッションに写真や演劇を使ったワークショップ、調理ナイフ&フォークに花火花火、プロポーズ指輪キラキラまで(!)…てんこ盛りの2日間キャーでした。

詳しい報告は、The TOKAI Branch of The "GAIJIN" のブログにアップされると思うので、そちらもご覧ください。
「早くから働くべき?それとも進学すべき?」「子どもたちに特別な支援は必要か?」のディスカッションでは、当事者たちの経験談も踏まえての様々な意見が出て、日本人のわかものたちにも理解を深める場になったようです。


7月は、「外国ルーツの子どもと保護者のための高校進学ガイダンス」に向けて、外国人生徒の多い中学校の保護者会に訪問したり、先生方にお話を伺っています。

ある中学では、外国人生徒の高校進学率が100%になった理由を伺ったところ、①保護者との連絡を密にしたことで、保護者の学校に対する理解、信頼が高まった、②保護者の定住傾向が高まったことが大きいのではないか?とのこと。
家庭環境と子どもの進学意欲には大きな相関関係があり、家庭環境が不安定だったり、帰国の意志があったりすると、子どもが勉強に専念できない、ということも改めて実感しています。

最近は、外国人生徒数が2ケタを超える高校が10校になり、進学者数はかなり増えましたが、残念ながら中退してしまうケースも多々。せっかく入った高校を卒業(+就職・進学)まで行き着くには?ということも、大きな課題です。

NPOとして、学校・地域・当事者をつないで、どんな情報をどんな形で提供していけば効果的か?日本育ちの当事者たちの声も聞きながら、今年のガイダンス・ガイドブックの形を練っていきたいと思っています。


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