2019年01月08日
ブログを引っ越します
N-Pocketのブログ、2011年からずっとはまぞうさんにお世話になってきましたが、2019年からは、日本財団のCANPANサイトにお引越しします。リンク等、貼りかえていただけると助かります。
今後はこちらから、よろしくお願いします。
http://blog.canpan.info/n-pocket/
(こちらは当分アーカイブとして残しておきます。)
今後はこちらから、よろしくお願いします。
http://blog.canpan.info/n-pocket/
(こちらは当分アーカイブとして残しておきます。)
2018年12月27日
2018年もお世話になりました
事務局長の小林です。
事務所は今日(12/27)が仕事納め。仕事はじめは1/7(月)になります。
2018年もあちこちでお世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。
新年が明けたら、冬のフードドライブが始まります。
N-Pocketでは、認定NPO法人フードバンクふじのくにが行う静岡県内での「フードドライブ」という食料寄付運動に協力しています。
浜松市では市役所、浜松市社協の各地区センター他、ユーコープなどに置かれた回収ボックスで、1月いっぱい寄贈食品を集めます。
年末の大掃除で発掘されたり、ご家庭で余った食品がありましたら、N-Pocketの事務所(平日9:00~18:30頃)にお持ちください。フードバンクふじのくにへ寄贈します。ここ3日で3件の持ち込みがありました。
集めているのは、
・賞味期限2ヵ月以上
・常温保存の未開封の食品
喜ばれるのは、缶詰、レトルト、即席スープ・みそ汁、即席めん、ベビーフードなどです。
※アルコール類、健康食品、生鮮食品は扱いません。
お菓子類は、お子さんのいる家庭や、高校の学校内カフェ、子ども食堂などで活用させていただきます。
お問い合わせ先:認定NPO法人フードバンクふじのくに TEL:054-248-6177
浜松NPOネットワークセンター(浜松市中区佐鳴台3-52-23) TEL:053-445-3717
皆さまからの寄贈、お待ちしています!
事務所は今日(12/27)が仕事納め。仕事はじめは1/7(月)になります。
2018年もあちこちでお世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。
新年が明けたら、冬のフードドライブが始まります。
N-Pocketでは、認定NPO法人フードバンクふじのくにが行う静岡県内での「フードドライブ」という食料寄付運動に協力しています。
浜松市では市役所、浜松市社協の各地区センター他、ユーコープなどに置かれた回収ボックスで、1月いっぱい寄贈食品を集めます。
年末の大掃除で発掘されたり、ご家庭で余った食品がありましたら、N-Pocketの事務所(平日9:00~18:30頃)にお持ちください。フードバンクふじのくにへ寄贈します。ここ3日で3件の持ち込みがありました。
集めているのは、
・賞味期限2ヵ月以上
・常温保存の未開封の食品
喜ばれるのは、缶詰、レトルト、即席スープ・みそ汁、即席めん、ベビーフードなどです。
※アルコール類、健康食品、生鮮食品は扱いません。
お菓子類は、お子さんのいる家庭や、高校の学校内カフェ、子ども食堂などで活用させていただきます。
お問い合わせ先:認定NPO法人フードバンクふじのくに TEL:054-248-6177
浜松NPOネットワークセンター(浜松市中区佐鳴台3-52-23) TEL:053-445-3717
皆さまからの寄贈、お待ちしています!
2018年12月18日
「あったらいいな こんな居場所を考えよう」 報告②
12月15日トークタイム いいな♡いいな♡こどもたちのこんな場所
まちづくり『人財』育成プログラムの委託事業「あったらいいな こんな居場所を考えよう」の一日目は、午前が講演会「こどもが生き生き育つ居場所とは」でした。
午後は、多様なこどもの居場所を複数紹介することで、自分の好きなこと、得意なことから「私」を外に開いて、繋がってくれたらいいなという願いを込めて企画しました。
登壇されたのは以下の方々。
① ぶっとびアート 村松弘美さん
② ふれあい子ども食堂もも 太田智子さん
③ ぴよぴよ文庫 村上節子さん
④ みんなでうさぎ山を楽しむ会 兼子孝宏さん
⑤ YORUTOCO 山崎真之輔さん
それぞれの活動概要を記した資料を参加者にお渡しして、お一人5分でざっと活動紹介。
共通質問では 「障害があるなど、多様な子どもたちが参加することについて、何か配慮や特別な対応はありますか?」に対し、皆さんは「特に意識していない」と。
ぶっとびアートの村松さんは、生まれたばかりの赤ちゃんから高校生まで異年齢で遊んでいるので、すでに凸凹。障害のある子が創ったものに幼少の子がとても興味を持ったりと、自然なやりとりが生まれているとか。
ぴよぴよ文庫の村上さんも、YORUTOCOの山崎さんも同様で、大きい子が小さい子を、できる子ができない子をといった関係で自然にサポートができているそうです。
子ども食堂ももの太田さんからは、スタッフだけではなく、参加している子どもたち、大人たち自身がその場をエンパワーしている作用も感じられ、する側、される側という隔たりがある関係ではなくなるとのこと。
「思わぬことがありましたか?」の質問では、思わぬ事故の話に。
うさぎ山の兼子さんは、ボーイスカウトでの経験も豊富な野外活動のエキスパート。それでも小さな子が池に頭から落ちてしまったり、指を切ってしまった事件が起きた。しかし、その対応が見事だったことで、逆に保護者から感謝されたそうです。他の活動者からも事故の話があり、保険をかけていてよかったと。こうした経費は参加費に乗せることが必要ですね。
YORUTOKOの山崎さんは、ゲームにはどうしても勝ち負けがあるので、エキサイトして自分をコントロールできない場面に遭遇することもあるとのこと。
「安心な場所であることをどう実現しようとしていますか」については、皆さんのお答えは午前の大隅さんのお話通り。ここに居てもいいんだよ!というメッセージはいろんな形で届けられていました。
明るく楽しい雰囲気にした部屋に笑顔で迎え、皆で声がけをする。
自宅を開放して家庭文庫を開いている村上さんは、「ねえ、聞いて~」と言いながら家に入ってくる子どもたちにとって、絵本があるだけの場所ではなく、「ここは魂の水のみ場」と考えていると。だから、とにかく一緒に楽しむことを大事にしているそうです。
幼児とともに野外を散歩するうさぎ山の兼子さんは、手が届くところに大人がいるようスタッフの配置をしっかりと考え、始めと終わりのけじめをつけているそうです。ぶっとびアートの村松さんは、なんでも自由だけど「1.ものを故意にこわす 2.自分を傷つける 3.他人を傷つける」の三つはしたらダメと先に言っておく、子どもがケンカを始めたら親より先に止めに入り、親にとっても「安心な場所」を配慮していると。
多様なこどもたちの居場所が、安心できる場所であるために、もっといろいろな場所が生まれるといいですね。
選択できる、ということがまずは幸せの第一基準である「自己決定度」の高さを生むことができますから。
次回1月19日は、街の中にこどもの居場所をつくる「みちあそび」の取り組みについて考えます。待ってま~す!
まちづくり『人財』育成プログラムの委託事業「あったらいいな こんな居場所を考えよう」の一日目は、午前が講演会「こどもが生き生き育つ居場所とは」でした。
午後は、多様なこどもの居場所を複数紹介することで、自分の好きなこと、得意なことから「私」を外に開いて、繋がってくれたらいいなという願いを込めて企画しました。
登壇されたのは以下の方々。
① ぶっとびアート 村松弘美さん
② ふれあい子ども食堂もも 太田智子さん
③ ぴよぴよ文庫 村上節子さん
④ みんなでうさぎ山を楽しむ会 兼子孝宏さん
⑤ YORUTOCO 山崎真之輔さん
それぞれの活動概要を記した資料を参加者にお渡しして、お一人5分でざっと活動紹介。
共通質問では 「障害があるなど、多様な子どもたちが参加することについて、何か配慮や特別な対応はありますか?」に対し、皆さんは「特に意識していない」と。
ぶっとびアートの村松さんは、生まれたばかりの赤ちゃんから高校生まで異年齢で遊んでいるので、すでに凸凹。障害のある子が創ったものに幼少の子がとても興味を持ったりと、自然なやりとりが生まれているとか。
ぴよぴよ文庫の村上さんも、YORUTOCOの山崎さんも同様で、大きい子が小さい子を、できる子ができない子をといった関係で自然にサポートができているそうです。
子ども食堂ももの太田さんからは、スタッフだけではなく、参加している子どもたち、大人たち自身がその場をエンパワーしている作用も感じられ、する側、される側という隔たりがある関係ではなくなるとのこと。
「思わぬことがありましたか?」の質問では、思わぬ事故の話に。
うさぎ山の兼子さんは、ボーイスカウトでの経験も豊富な野外活動のエキスパート。それでも小さな子が池に頭から落ちてしまったり、指を切ってしまった事件が起きた。しかし、その対応が見事だったことで、逆に保護者から感謝されたそうです。他の活動者からも事故の話があり、保険をかけていてよかったと。こうした経費は参加費に乗せることが必要ですね。
YORUTOKOの山崎さんは、ゲームにはどうしても勝ち負けがあるので、エキサイトして自分をコントロールできない場面に遭遇することもあるとのこと。
「安心な場所であることをどう実現しようとしていますか」については、皆さんのお答えは午前の大隅さんのお話通り。ここに居てもいいんだよ!というメッセージはいろんな形で届けられていました。
明るく楽しい雰囲気にした部屋に笑顔で迎え、皆で声がけをする。
自宅を開放して家庭文庫を開いている村上さんは、「ねえ、聞いて~」と言いながら家に入ってくる子どもたちにとって、絵本があるだけの場所ではなく、「ここは魂の水のみ場」と考えていると。だから、とにかく一緒に楽しむことを大事にしているそうです。
幼児とともに野外を散歩するうさぎ山の兼子さんは、手が届くところに大人がいるようスタッフの配置をしっかりと考え、始めと終わりのけじめをつけているそうです。ぶっとびアートの村松さんは、なんでも自由だけど「1.ものを故意にこわす 2.自分を傷つける 3.他人を傷つける」の三つはしたらダメと先に言っておく、子どもがケンカを始めたら親より先に止めに入り、親にとっても「安心な場所」を配慮していると。
多様なこどもたちの居場所が、安心できる場所であるために、もっといろいろな場所が生まれるといいですね。
選択できる、ということがまずは幸せの第一基準である「自己決定度」の高さを生むことができますから。
次回1月19日は、街の中にこどもの居場所をつくる「みちあそび」の取り組みについて考えます。待ってま~す!
2018/11/09
2018年12月17日
「あったらいいな こんな居場所を考えよう」 報告①
12月15日講演会 こどもが生き生き育つ居場所とは
南区まちづくり『人財』育成プログラムとしての委託事業「あったらいいな こんな居場所を考えよう」の一日目は、午前が講演会「こどもが生き生き育つ居場所とは」、午後が活動実践者5人とトークタイム「いいな♡いいな♡こどもたちのこんな場所」。
午前は、子育ち環境コンサルタント大隅和子さんにお話ししていただきました。大隅さんは、子育てする母親当事者としてはもちろん、教員、スクールカウンセラー、子育て支援者など様々な立場から子どもを取り巻く環境を見つめてきた方です。どんなお話をされたか、ご報告しますね。
まずは、共同養育という環境が必要である(明和政子教授)のに、核家族の中で育った子どもが子育てを始めている時代である。そのために子育て支援が必要になっている(榊原智子氏)という話から始まりました。
現状は核家族が80%を超え、子育ての知恵などが伝承されず、孤立した子育て環境になってしまって、子育てはとても大変! だけど、ますます予測不可能な変化の激しい社会になっていく。
そこで生き延びることができる子どもたちに必要なことって何?
自律、行動力、多様性の尊重、立場や意見の違う人と協働する力、柔軟な思考・発想力、問題発見・解決力!
評価ってわかりやすいIQなどの数値であることが多いのですが、価値基準の変化が起こっていて、世界で注目されているのがこれらの測れない力「非認知的能力」なんだそうです。
主体的な活動が多いと子どもの語彙が増えるというお話の段では、大隅さん自身も、自分の子どものオシメを変えているとき「『気持ちよくなったね、今度おしっこ出る時には教えてね』と語りかけると、赤ちゃんは言ってくれるようになるわよ』と子育ての先生から教えられたそうです。タイムリーに会場にいた赤ちゃんが、もしょもしょおしゃべりし始めたのを聞いて「まあ、よくおしゃべりができる赤ちゃんだこと」と、OJTな雰囲気満載の講座になっていました。
乳幼児期は愛着形成が行われていく大事な時期であること。そのための環境づくりが産前・産後の子育てでどう行われていくか。
パワポ画面には、女性の愛情曲線のグラフが登場。結婚直後は彼氏や夫に気持ちを十分注いでいた女性は、こどもが生まれると一気に夫に対する愛情曲線が下降し、こどもへの愛情がぐーんと急上昇するという例のホルモン変化由来のグラフ。
興味深いのは、この夫への愛情曲線が回復していくグループとさらに下降していくグループがある、ということ。産後の夫婦のあり方によってということになりますが、その背景には、複合的な子育ての環境問題があります。
産科の集約化、高齢出産の増加、低体重児、産後鬱、乳幼児虐待という現れや、なんでもスマホ検索してという大量雑多な情報で混乱したり、核家族化、つながりの希薄化、共働きの増加、待機児童の増加など次から次へと問題が重層化していく社会の様相についてのお話が続きました。
今回の事業は、つながりの希薄化が子どもの育ちに影響している問題に注目し、居場所づくりをテーマにしています。後半は、こうした子どもの育ちを支えるための居場所づくりには、何が大事なのかのお話になりました。
子どもの居場所で一番大事なことは、
こども自身が、ありのままで受け入れられ、「そこにいていい」と感じること。
人が幸福であると感じるのは、収入や学歴より「自己決定度」によるそうです。まさに、子どもの権利の保障のための空間です。サービスしすぎるとその人の力を奪い依存を招きますから、どうエンパワしていったらいいのでしょうか。よい環境がよい行動を導きます。
安心できる場づくりのために、何ができる?と参加者の皆さんに問いかけがありました。あたたかい雰囲気づくりのために、挨拶だったり傾聴だったり、一人ひとりへの話しかけや誰でも楽しめるゲームを用意するなど様々な意見が出ました。
最後には孤育てにならないよう設けられている子育て支援事業の紹介を通し、「多様な子育てと出会うこと、人と関わり支援者も親子も育つこと、わが子もよその子も一緒に育ち合うことが大切」というメッセージをいただき終了いたしました。
南区まちづくり『人財』育成プログラムとしての委託事業「あったらいいな こんな居場所を考えよう」の一日目は、午前が講演会「こどもが生き生き育つ居場所とは」、午後が活動実践者5人とトークタイム「いいな♡いいな♡こどもたちのこんな場所」。
午前は、子育ち環境コンサルタント大隅和子さんにお話ししていただきました。大隅さんは、子育てする母親当事者としてはもちろん、教員、スクールカウンセラー、子育て支援者など様々な立場から子どもを取り巻く環境を見つめてきた方です。どんなお話をされたか、ご報告しますね。
まずは、共同養育という環境が必要である(明和政子教授)のに、核家族の中で育った子どもが子育てを始めている時代である。そのために子育て支援が必要になっている(榊原智子氏)という話から始まりました。
現状は核家族が80%を超え、子育ての知恵などが伝承されず、孤立した子育て環境になってしまって、子育てはとても大変! だけど、ますます予測不可能な変化の激しい社会になっていく。
そこで生き延びることができる子どもたちに必要なことって何?
自律、行動力、多様性の尊重、立場や意見の違う人と協働する力、柔軟な思考・発想力、問題発見・解決力!
評価ってわかりやすいIQなどの数値であることが多いのですが、価値基準の変化が起こっていて、世界で注目されているのがこれらの測れない力「非認知的能力」なんだそうです。
主体的な活動が多いと子どもの語彙が増えるというお話の段では、大隅さん自身も、自分の子どものオシメを変えているとき「『気持ちよくなったね、今度おしっこ出る時には教えてね』と語りかけると、赤ちゃんは言ってくれるようになるわよ』と子育ての先生から教えられたそうです。タイムリーに会場にいた赤ちゃんが、もしょもしょおしゃべりし始めたのを聞いて「まあ、よくおしゃべりができる赤ちゃんだこと」と、OJTな雰囲気満載の講座になっていました。
乳幼児期は愛着形成が行われていく大事な時期であること。そのための環境づくりが産前・産後の子育てでどう行われていくか。
パワポ画面には、女性の愛情曲線のグラフが登場。結婚直後は彼氏や夫に気持ちを十分注いでいた女性は、こどもが生まれると一気に夫に対する愛情曲線が下降し、こどもへの愛情がぐーんと急上昇するという例のホルモン変化由来のグラフ。
興味深いのは、この夫への愛情曲線が回復していくグループとさらに下降していくグループがある、ということ。産後の夫婦のあり方によってということになりますが、その背景には、複合的な子育ての環境問題があります。
産科の集約化、高齢出産の増加、低体重児、産後鬱、乳幼児虐待という現れや、なんでもスマホ検索してという大量雑多な情報で混乱したり、核家族化、つながりの希薄化、共働きの増加、待機児童の増加など次から次へと問題が重層化していく社会の様相についてのお話が続きました。
今回の事業は、つながりの希薄化が子どもの育ちに影響している問題に注目し、居場所づくりをテーマにしています。後半は、こうした子どもの育ちを支えるための居場所づくりには、何が大事なのかのお話になりました。
子どもの居場所で一番大事なことは、
こども自身が、ありのままで受け入れられ、「そこにいていい」と感じること。
人が幸福であると感じるのは、収入や学歴より「自己決定度」によるそうです。まさに、子どもの権利の保障のための空間です。サービスしすぎるとその人の力を奪い依存を招きますから、どうエンパワしていったらいいのでしょうか。よい環境がよい行動を導きます。
安心できる場づくりのために、何ができる?と参加者の皆さんに問いかけがありました。あたたかい雰囲気づくりのために、挨拶だったり傾聴だったり、一人ひとりへの話しかけや誰でも楽しめるゲームを用意するなど様々な意見が出ました。
最後には孤育てにならないよう設けられている子育て支援事業の紹介を通し、「多様な子育てと出会うこと、人と関わり支援者も親子も育つこと、わが子もよその子も一緒に育ち合うことが大切」というメッセージをいただき終了いたしました。
2018年11月20日
多様なキャリアがあってOK~「ソーシャルセクターで働く」座談会レポート
渡り鳥キャリアな事務局長の小林です。
11月17日は「ソーシャルセクターで働く~NPOとキャリア」の座談会を開催しました。
まず、東大手の会の青木研輔さんより「多様な働き方・生き方のキャリアモデル」をテーマに、「NPOライフデザイン~NPOでキャリアを積む5つのモデル~」から、内部育成型、キャリアアップ転職型/渡り鳥型、起業型、多業/マルチワーク型、転身・兼業型の解説がありました。時代によって、キャリアのパターンも変わってきて、最近の名古屋ではマルチワーク型を養成しているとのこと。
座談会では、河合良太さん(泉京・垂井+地域の未来・志援センター)、佐々木知里さん(クリエイティブサポートレッツ)、廣瀬稔也さん(ひずるしい鎮玉)、青木さんの4人4様のキャリアや働き方を伺いました。
就職のきっかけは、フェアトレードの活動に関わり、「NGOスタッフになりたい人のためのコミュニティカレッジ」に通って仕事を見つけた河合さん。
佐々木さんは、大学時代に福祉系のNPOでアールブリュットに出会い、一般企業で働きながらホームレス支援のボランティア活動に参加。気になるNPOを訪ねた一つがレッツで、何度か訪問するうちに声をかけられて専従スタッフに転職。
廣瀬さんもボランティアからスタートして、東京で市民活動団体の有給スタッフになり、NPO法ができた1998年以前から団体職員として働いてきたという叩き上げ。兼業していた出版業を引き継いで主要な稼ぎにしつつ、移住先でNPOの非常勤スタッフに。
青木さんは、就職浪人中に「NPOに拾ってもらった恩がある」と。今は東大手の会の他にも、プロジェクトベースで複数の団体の仕事を担当。兼業の3人には、その時間配分や収入の割合について聞きました。
NPOは求人が出ることもありますが、ボランティアなどで出入りしていると、どんな団体でどんな人かお互いわかり、採用に安心感があります。日頃のお付き合いから、紹介したりされたりすることも多く、河合さんが2つ目のNPOで働くことになったのも、直接声をかけられてでした。NPOセクターの中で人材や仕事が巡ることも多いようです。
NPOに入ってびっくりしたことでは「服装がタンクトップ、短パンに雪駄だった」「利用者さんが床にごろ~んと転がっていたけど、他のスタッフが何も言わなかった」…これは団体のカラーや風土も大きいと思いますが、こういう自由度、許容度の広さは、NPOならではの持ち味かもしれません。
収入面は、企業から転職して7割に減った人、11月頃に「来年度は自分の給与がないかも…」と気づいた人、月変動が大きいフリーランスなど、大きな課題です。
企業並みに給与を出せる団体はまだ少ないけれど、ソーシャルセクターで上手に稼いでいる団体もあります。「非営利だから人件費はいらない/安くていい」という誤解もありますが、人を雇用するなら「食べていける」ぐらいはないと若い人は定着しません。
団体が小さいからこそ、「自分のやりたいこと」を仕事にして、やりがいや手ごたえを感じることができるという良さもあります。
「イベントの企画運営から会計、経営、企画、物販、トイレ掃除から借金返済まで」マルチワークを担って、てんてこ舞いになることもありますが、青木さんは「早くから責任を持たされることで、経験を積むことができる」「経営者的な視点、組織全体を見る視点、社会に対する視点が育まれる」とNPOの人材育成力を評価していました。
NPOの中には企業的な組織もありますが、市民活動から立ち上げた組織で働く人には、対価をもらう「労働者」の部分と、ボランタリーな「活動者」の部分があります。その線引きは人によって異なり、参加者から「組織内でその混在に悩んでいる」という声もありました。これは、生活のために収入が必要な人、収入を気にしなくていい人といった背景や思いの濃淡から起こりうることですが、悩ましい問題です。
20代、30代、40代の方が登壇しましたが、時代によって「仕事」の捉え方、掴み方は様々で、一番若い佐々木さんの「仕事が人生のメインでなくていい」というしなやかな生き方に、なるほどなぁと。
前に話題になった「N女の研究」では、ハイキャリアが転職してNPOで働く、という話がてんこ盛りでしたが、青木さんは「むしろ、平凡な人間に社会参加の機会をつくることがNPOの社会的価値の一つ」「ライフスタイルの多様化を考えると、NPO的なキャリアモデルは、キャリアが中断したり、一度キャリア形成に失敗した人にとってチャンスを与える希望」と。
今回、今年からNPOで働き始めた方が4人も参加してくださり、「様々な経緯があって、NPOで働いている方がたくさんいることがわかり、安心しました」という感想をいただきました。
交流会は、NPO法人ドリームフィールドの「カフェいもねこ」の見た目も味もクオリティの高いオードブルで。みなさんの人生いろいろ~に話が尽きず!また、こういう機会をもちたいですね。
11月17日は「ソーシャルセクターで働く~NPOとキャリア」の座談会を開催しました。
まず、東大手の会の青木研輔さんより「多様な働き方・生き方のキャリアモデル」をテーマに、「NPOライフデザイン~NPOでキャリアを積む5つのモデル~」から、内部育成型、キャリアアップ転職型/渡り鳥型、起業型、多業/マルチワーク型、転身・兼業型の解説がありました。時代によって、キャリアのパターンも変わってきて、最近の名古屋ではマルチワーク型を養成しているとのこと。
座談会では、河合良太さん(泉京・垂井+地域の未来・志援センター)、佐々木知里さん(クリエイティブサポートレッツ)、廣瀬稔也さん(ひずるしい鎮玉)、青木さんの4人4様のキャリアや働き方を伺いました。
就職のきっかけは、フェアトレードの活動に関わり、「NGOスタッフになりたい人のためのコミュニティカレッジ」に通って仕事を見つけた河合さん。
佐々木さんは、大学時代に福祉系のNPOでアールブリュットに出会い、一般企業で働きながらホームレス支援のボランティア活動に参加。気になるNPOを訪ねた一つがレッツで、何度か訪問するうちに声をかけられて専従スタッフに転職。
廣瀬さんもボランティアからスタートして、東京で市民活動団体の有給スタッフになり、NPO法ができた1998年以前から団体職員として働いてきたという叩き上げ。兼業していた出版業を引き継いで主要な稼ぎにしつつ、移住先でNPOの非常勤スタッフに。
青木さんは、就職浪人中に「NPOに拾ってもらった恩がある」と。今は東大手の会の他にも、プロジェクトベースで複数の団体の仕事を担当。兼業の3人には、その時間配分や収入の割合について聞きました。
NPOは求人が出ることもありますが、ボランティアなどで出入りしていると、どんな団体でどんな人かお互いわかり、採用に安心感があります。日頃のお付き合いから、紹介したりされたりすることも多く、河合さんが2つ目のNPOで働くことになったのも、直接声をかけられてでした。NPOセクターの中で人材や仕事が巡ることも多いようです。
NPOに入ってびっくりしたことでは「服装がタンクトップ、短パンに雪駄だった」「利用者さんが床にごろ~んと転がっていたけど、他のスタッフが何も言わなかった」…これは団体のカラーや風土も大きいと思いますが、こういう自由度、許容度の広さは、NPOならではの持ち味かもしれません。
収入面は、企業から転職して7割に減った人、11月頃に「来年度は自分の給与がないかも…」と気づいた人、月変動が大きいフリーランスなど、大きな課題です。
企業並みに給与を出せる団体はまだ少ないけれど、ソーシャルセクターで上手に稼いでいる団体もあります。「非営利だから人件費はいらない/安くていい」という誤解もありますが、人を雇用するなら「食べていける」ぐらいはないと若い人は定着しません。
団体が小さいからこそ、「自分のやりたいこと」を仕事にして、やりがいや手ごたえを感じることができるという良さもあります。
「イベントの企画運営から会計、経営、企画、物販、トイレ掃除から借金返済まで」マルチワークを担って、てんてこ舞いになることもありますが、青木さんは「早くから責任を持たされることで、経験を積むことができる」「経営者的な視点、組織全体を見る視点、社会に対する視点が育まれる」とNPOの人材育成力を評価していました。
NPOの中には企業的な組織もありますが、市民活動から立ち上げた組織で働く人には、対価をもらう「労働者」の部分と、ボランタリーな「活動者」の部分があります。その線引きは人によって異なり、参加者から「組織内でその混在に悩んでいる」という声もありました。これは、生活のために収入が必要な人、収入を気にしなくていい人といった背景や思いの濃淡から起こりうることですが、悩ましい問題です。
20代、30代、40代の方が登壇しましたが、時代によって「仕事」の捉え方、掴み方は様々で、一番若い佐々木さんの「仕事が人生のメインでなくていい」というしなやかな生き方に、なるほどなぁと。
前に話題になった「N女の研究」では、ハイキャリアが転職してNPOで働く、という話がてんこ盛りでしたが、青木さんは「むしろ、平凡な人間に社会参加の機会をつくることがNPOの社会的価値の一つ」「ライフスタイルの多様化を考えると、NPO的なキャリアモデルは、キャリアが中断したり、一度キャリア形成に失敗した人にとってチャンスを与える希望」と。
今回、今年からNPOで働き始めた方が4人も参加してくださり、「様々な経緯があって、NPOで働いている方がたくさんいることがわかり、安心しました」という感想をいただきました。
交流会は、NPO法人ドリームフィールドの「カフェいもねこ」の見た目も味もクオリティの高いオードブルで。みなさんの人生いろいろ~に話が尽きず!また、こういう機会をもちたいですね。
2018年11月09日
あったらいいなあ! こんな居場所
遊びってなんでしょう。大人はリラックスするために遊びます。こどもの遊びは根本的に違う。遊び、って侮っちゃダメだよ。
こどもの遊びは、その人間をつくる土台に大きく作用する。だから直結、生きる力!
そのこどもたちは、どこで遊ぶの?
どこで安心して時間を過ごせるの?
そこがSOS状態なのをあまりにも大人は知らなすぎる(´・Д・)」
・・・ということで、次はこどもの居場所について考えます。そして知ります。
・・・で、こどものための多様な居場所作りをしたい人の一歩を一緒に踏み出したいと思います。
★1日目★ 12月15日(土)10時~15時
急激な社会変化の中で、こどもたちはいったいどんな居場所をみつけて、どんな時間を過ごしているのでしょう。大人として何ができるのでしょうか。
ちょっと、こどもの居場所について考えませんか。&素敵な居場所も知ることができますよ~。
◍「子どもが生き生き育つ居場所とは」
講師:大隅和子さん(浜松未来を育てる会代表)
対象:こどもの居場所づくりに関心のある人
民生委員や教育関係者、大人たち
◍ランチ交流会
仲間と出会える楽しい時間、素敵な時間
お弁当をご持参ください
◍「いいな♡いいな♡こどもたちのこんな場所」
実践活動者とトークタイム
・村上節子さん(ぴよぴよ文庫)
・村松弘美さん(ぶっとびアート)
・兼子孝宏さん(みんなでうさぎ山を楽しむ会)
・山崎真之輔さん(YORUTOCO)
・太田智子さん(ふれあい子ども食堂もも)
★2日目★ 1月19日(土) 13時~16時半
「遊び」をキーワードにご近所も道で人が出会い、まちを魅力的にしていくきっかけとして話題になっている「ご近所みちあそび」。その仕掛のノウハウもきけます。
◍「ご近所みちあそび はじめの一歩」
講師:嶋村仁志さん(TOKYO PLAY代表)
対象:こどもの居場所づくりに関心がある方
路上マーケット主催者、防災まちづくり関係者
異年齢・多世代交流の場をつくりたい方
こども会・コミュニティスクールに興味がある方
●参加費:無料
●託児:1回一人500円
●お申し込み:以下のWEBサイトをご利用ください
https://docs.google.com/forms/d/1DpWuwKCLcWCJm1YJ6_1IRTk_3MF7or_7-4S-hX4MDnA/edit
●主催:浜松市(南区・区振興課)
●企画・運営:認定NPO法人浜松NPOネットワークセンター
こどもの遊びは、その人間をつくる土台に大きく作用する。だから直結、生きる力!
そのこどもたちは、どこで遊ぶの?
どこで安心して時間を過ごせるの?
そこがSOS状態なのをあまりにも大人は知らなすぎる(´・Д・)」
・・・ということで、次はこどもの居場所について考えます。そして知ります。
・・・で、こどものための多様な居場所作りをしたい人の一歩を一緒に踏み出したいと思います。
★1日目★ 12月15日(土)10時~15時
急激な社会変化の中で、こどもたちはいったいどんな居場所をみつけて、どんな時間を過ごしているのでしょう。大人として何ができるのでしょうか。
ちょっと、こどもの居場所について考えませんか。&素敵な居場所も知ることができますよ~。
◍「子どもが生き生き育つ居場所とは」
講師:大隅和子さん(浜松未来を育てる会代表)
対象:こどもの居場所づくりに関心のある人
民生委員や教育関係者、大人たち
◍ランチ交流会
仲間と出会える楽しい時間、素敵な時間
お弁当をご持参ください
◍「いいな♡いいな♡こどもたちのこんな場所」
実践活動者とトークタイム
・村上節子さん(ぴよぴよ文庫)
・村松弘美さん(ぶっとびアート)
・兼子孝宏さん(みんなでうさぎ山を楽しむ会)
・山崎真之輔さん(YORUTOCO)
・太田智子さん(ふれあい子ども食堂もも)
★2日目★ 1月19日(土) 13時~16時半
「遊び」をキーワードにご近所も道で人が出会い、まちを魅力的にしていくきっかけとして話題になっている「ご近所みちあそび」。その仕掛のノウハウもきけます。
◍「ご近所みちあそび はじめの一歩」
講師:嶋村仁志さん(TOKYO PLAY代表)
対象:こどもの居場所づくりに関心がある方
路上マーケット主催者、防災まちづくり関係者
異年齢・多世代交流の場をつくりたい方
こども会・コミュニティスクールに興味がある方
●参加費:無料
●託児:1回一人500円
●お申し込み:以下のWEBサイトをご利用ください
https://docs.google.com/forms/d/1DpWuwKCLcWCJm1YJ6_1IRTk_3MF7or_7-4S-hX4MDnA/edit
●主催:浜松市(南区・区振興課)
●企画・運営:認定NPO法人浜松NPOネットワークセンター
2018年10月26日
NPO法人のみなさん、貸借対照表を公開してますか?
中間支援担当の小林です。
昨年6月のNPO法改正で、NPO法人は貸借対照表を「公告」することが義務づけられ、2018年10月より施行されます。
以前は法務局に毎年度、「資産変更の登記」をする必要がありましたが、それが廃止された代わりに、「貸借対照表の公告」ができたわけです。
NPO法人の定款には後ろの方に「公告の方法」がありますが、そこを「自団体のWebサイト」か「内閣府のNPOポータルサイト」を選んだ団体が大多数かと思います。え?定款変更してないよ?!という団体は、総会を開いて定款変更の手続きが必要です。
自団体のサイトがない法人は「内閣府のサイト」を選んだはずですが、現在、公告があるのは浜松市では250近くあるNPO法人のうち、まだ14団体だけ。
みなさん、公告をお忘れでないですか?
詳しくはこちら。内閣府NPO法人ポータルサイトにおける貸借対照表の公告の方法について
セキュリティが厳しくてログインが少々面倒ですが、入力そのものは難しくはありません。
え~法人って面倒だなぁと思われるかもしれませんが、法人格=法の下の人格を持つ以上は必要な手続きなので、がんばりましょう。
これらの情報、内閣府のサイトで誰でも見られるようになっています。
NPOは行政から管理監督されるのでなく、情報公開することで民⇔民でお互いチェックできるように、というルールだからです。
今、NPOの財政規模を調べるために、各法人の会計報告を見ていますが、あれれ??という団体もちらほら。
非営利だし、善意だし、法人格もあるから信頼してね、だけでなくて、NPO全体の信頼度を上げるためにも、情報公開、明朗会計をお願いしたいところです。
昨年6月のNPO法改正で、NPO法人は貸借対照表を「公告」することが義務づけられ、2018年10月より施行されます。
以前は法務局に毎年度、「資産変更の登記」をする必要がありましたが、それが廃止された代わりに、「貸借対照表の公告」ができたわけです。
NPO法人の定款には後ろの方に「公告の方法」がありますが、そこを「自団体のWebサイト」か「内閣府のNPOポータルサイト」を選んだ団体が大多数かと思います。え?定款変更してないよ?!という団体は、総会を開いて定款変更の手続きが必要です。
自団体のサイトがない法人は「内閣府のサイト」を選んだはずですが、現在、公告があるのは浜松市では250近くあるNPO法人のうち、まだ14団体だけ。
みなさん、公告をお忘れでないですか?
詳しくはこちら。内閣府NPO法人ポータルサイトにおける貸借対照表の公告の方法について
セキュリティが厳しくてログインが少々面倒ですが、入力そのものは難しくはありません。
え~法人って面倒だなぁと思われるかもしれませんが、法人格=法の下の人格を持つ以上は必要な手続きなので、がんばりましょう。
これらの情報、内閣府のサイトで誰でも見られるようになっています。
NPOは行政から管理監督されるのでなく、情報公開することで民⇔民でお互いチェックできるように、というルールだからです。
今、NPOの財政規模を調べるために、各法人の会計報告を見ていますが、あれれ??という団体もちらほら。
非営利だし、善意だし、法人格もあるから信頼してね、だけでなくて、NPO全体の信頼度を上げるためにも、情報公開、明朗会計をお願いしたいところです。
2018年10月17日
伝説の生笑一座が浜松にやってくる!
生笑一座! ご存知の方はご存知♡
福岡のNPO法人抱僕(理事長 奥田知志さん)の活動です。
NHKのプロフェッショナルでも二回も出演した貧困問題の支援のプロが率いる一座ですよ!
主催は社会福祉法人十字の園と、静岡県西部NPO法人会やエヌポケットの仲間メンバーでもあるNPO法人トータルケアセンターです。
ホームレスという死の危機を乗り越えてきた方々が、本音で語る言葉には、いのちが宿る。またとない、機会を逃がすな!
1日目: 2018年10月24日 午後1時半~
聖隷クリストファー高校ホール(浜松市北区三方原町3453)
2日目: 2018年10月25日 午後1時半~
クリエイトはままつ一階 市民広場(浜松市中区早馬町2-1)
◆ 生笑一座(いきわらいちざ)のご案内 ◆
① 一座が始まったきっかけ
座長である「蛤 牡蠣右衛門」こと奥田知志は、ある日ふと思った。どうしてこんなに豊かになったこの国で子どもたちが、自らを追い詰めてしまうんだろう。
そんな気持ちを仲間に相談をすると「わしらもおんなじような気持ちになったことがあるぞ。どうやったら生きていけるか、ちょっとわしらが話してみようか」
「ありがとう。一人で悩まず、仲間に話してみて、良かったよ。よし、デビュー公演は、2013年8月、福岡県だな!」から始まりました。
② 一座の伝えたいこと
住む家や家族を失った経験からわかったことや見えてきたこと、そんな自分を真剣に大切に思ってくれる人がいたこと、「生きてさえいれば、いつか笑える時が来ること」を子どもたちに伝えたいと思います。そして、困ったとき、苦しいときは遠慮しないで、「助けて」と言いなさい。「助けて」は恥ずかしい言葉ではないということを知ってもらいたいと願っています。
福岡のNPO法人抱僕(理事長 奥田知志さん)の活動です。
NHKのプロフェッショナルでも二回も出演した貧困問題の支援のプロが率いる一座ですよ!
主催は社会福祉法人十字の園と、静岡県西部NPO法人会やエヌポケットの仲間メンバーでもあるNPO法人トータルケアセンターです。
ホームレスという死の危機を乗り越えてきた方々が、本音で語る言葉には、いのちが宿る。またとない、機会を逃がすな!
1日目: 2018年10月24日 午後1時半~
聖隷クリストファー高校ホール(浜松市北区三方原町3453)
2日目: 2018年10月25日 午後1時半~
クリエイトはままつ一階 市民広場(浜松市中区早馬町2-1)
◆ 生笑一座(いきわらいちざ)のご案内 ◆
① 一座が始まったきっかけ
座長である「蛤 牡蠣右衛門」こと奥田知志は、ある日ふと思った。どうしてこんなに豊かになったこの国で子どもたちが、自らを追い詰めてしまうんだろう。
そんな気持ちを仲間に相談をすると「わしらもおんなじような気持ちになったことがあるぞ。どうやったら生きていけるか、ちょっとわしらが話してみようか」
「ありがとう。一人で悩まず、仲間に話してみて、良かったよ。よし、デビュー公演は、2013年8月、福岡県だな!」から始まりました。
② 一座の伝えたいこと
住む家や家族を失った経験からわかったことや見えてきたこと、そんな自分を真剣に大切に思ってくれる人がいたこと、「生きてさえいれば、いつか笑える時が来ること」を子どもたちに伝えたいと思います。そして、困ったとき、苦しいときは遠慮しないで、「助けて」と言いなさい。「助けて」は恥ずかしい言葉ではないということを知ってもらいたいと願っています。
2018年10月16日
ソーシャルセクターで働く ~NPOとキャリア~
パッチワーク人生の事務局長、小林です。
2015年、2017年に開催した「NPOで働く」シリーズ、第3弾がやってきます
今回は、NPO+NPO、NPO+自営、全く違う分野からの参入、移住してNPOで働く…様々な形でソーシャルセクターで働く、20~40代のスタッフが登場します。
どんな仕事をしているの?
やりがいや悩みは?
生活や収入は?
キャリアはどう活かす?
登壇者にいただいたプロフィールには、思わずぷっと吹き出してしまったエピソードも。
ソーシャルセクターに足を踏み入れたきっかけ、この仕事に嵌った理由、そんな中で見えてきたことなど、率直な本音が聞けそうです。
NPO界隈にいる人たちの職歴・人生はホント多様で、こんな生き方もあるんだなぁと。
終了後は参加者交流会もあります。NPOのカフェいもねこの美味しいパーティーメニューなので、そちらもぜひ~♪(11/12までにお申し込みください)
日時:2018年11月17日(土)15:00~17:30
場所:浜松市鴨江アートセンター 201号(浜松市中区鴨江1)
定員:40名 (要申込)
参加費:資料代 500円
★18:00~20:00 参加者交流会(参加費1500円、学生1000円、〆切11/12)
基調講演:「多様な働き方・生き方のキャリアモデル」
青木研輔さん(東大手の会 代表世話人)
座談会:「ソーシャルセクターで働くという選択」
パネリスト 河合良太さん((特)泉京・垂井、(特)地域の未来・志援センター)
佐々木知里さん((認特)クリエイティブサポートレッツ)
広瀬稔也さん((特)ひずるしい鎮玉)
青木研輔さん(東大手の会)
聞き手 小林芽里((認特)浜松NPOネットワークセンター)
申込:浜松NPOネットワークセンター
info@n-pocket.jp Tel/Fax:053-445-3717
お名前、E-mail、TEL、所属団体をお知らせください。
主催:公益財団法人 静岡県労働者福祉基金協会
企画・運営:認定NPO法人 浜松NPOネットワークセンター
後援:静岡県・静岡県労働金庫・一般社団法人 静岡県労働者福祉協議会
2017年1月の座談会も盛況でした。レポートはこちら
みなさまのご参加をお待ちしています!
2015年、2017年に開催した「NPOで働く」シリーズ、第3弾がやってきます
今回は、NPO+NPO、NPO+自営、全く違う分野からの参入、移住してNPOで働く…様々な形でソーシャルセクターで働く、20~40代のスタッフが登場します。
どんな仕事をしているの?
やりがいや悩みは?
生活や収入は?
キャリアはどう活かす?
登壇者にいただいたプロフィールには、思わずぷっと吹き出してしまったエピソードも。
ソーシャルセクターに足を踏み入れたきっかけ、この仕事に嵌った理由、そんな中で見えてきたことなど、率直な本音が聞けそうです。
NPO界隈にいる人たちの職歴・人生はホント多様で、こんな生き方もあるんだなぁと。
終了後は参加者交流会もあります。NPOのカフェいもねこの美味しいパーティーメニューなので、そちらもぜひ~♪(11/12までにお申し込みください)
日時:2018年11月17日(土)15:00~17:30
場所:浜松市鴨江アートセンター 201号(浜松市中区鴨江1)
定員:40名 (要申込)
参加費:資料代 500円
★18:00~20:00 参加者交流会(参加費1500円、学生1000円、〆切11/12)
基調講演:「多様な働き方・生き方のキャリアモデル」
青木研輔さん(東大手の会 代表世話人)
座談会:「ソーシャルセクターで働くという選択」
パネリスト 河合良太さん((特)泉京・垂井、(特)地域の未来・志援センター)
佐々木知里さん((認特)クリエイティブサポートレッツ)
広瀬稔也さん((特)ひずるしい鎮玉)
青木研輔さん(東大手の会)
聞き手 小林芽里((認特)浜松NPOネットワークセンター)
申込:浜松NPOネットワークセンター
info@n-pocket.jp Tel/Fax:053-445-3717
お名前、E-mail、TEL、所属団体をお知らせください。
主催:公益財団法人 静岡県労働者福祉基金協会
企画・運営:認定NPO法人 浜松NPOネットワークセンター
後援:静岡県・静岡県労働金庫・一般社団法人 静岡県労働者福祉協議会
2017年1月の座談会も盛況でした。レポートはこちら
みなさまのご参加をお待ちしています!
2018年10月15日
UD講座「生活に役立つアプリを見つけよう」
ICT事業担当の島田です。
コミュニケーションに困難を感じる、文字を読み取れない、文字を書けない、などの不便さを補うために、スマートフォンやタブレットの便利なアプリが次々とたくさん開発されています
これらアプリの実践例を聞き、体験を通して、生活に役立てる方法をみんなで考えてみましょう。
日時:2018年11月10日(土) 13:30〜15:30
場所:浜松市子育て情報センター 研修室(浜松市中央3-4-18)
講師:平林ルミさん
東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野特任助教、ハイブリッドキッズアカデミー講師
(専門)特別支援教育、特に学習に困難のある子どもへのスマートフォンやタブレットなどを使った新しい学び方、学ぶ技術の指導と指導法開発。平林ルミのテクノロジーロード
申込み:10月15日からTELまたはメールで。
1)氏名、2)電話番号、3)iPadの有無、4)会場での配慮事項 をお知らせください。
認定NPO法人 浜松NPOネットワークセンター
TEL&FAX:053-445-3717 E-mail:info@n-pocket.jp
主催:浜松市
企画運営:浜松NPOネットワークセンター
コミュニケーションに困難を感じる、文字を読み取れない、文字を書けない、などの不便さを補うために、スマートフォンやタブレットの便利なアプリが次々とたくさん開発されています
これらアプリの実践例を聞き、体験を通して、生活に役立てる方法をみんなで考えてみましょう。
日時:2018年11月10日(土) 13:30〜15:30
場所:浜松市子育て情報センター 研修室(浜松市中央3-4-18)
講師:平林ルミさん
東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野特任助教、ハイブリッドキッズアカデミー講師
(専門)特別支援教育、特に学習に困難のある子どもへのスマートフォンやタブレットなどを使った新しい学び方、学ぶ技術の指導と指導法開発。平林ルミのテクノロジーロード
申込み:10月15日からTELまたはメールで。
1)氏名、2)電話番号、3)iPadの有無、4)会場での配慮事項 をお知らせください。
認定NPO法人 浜松NPOネットワークセンター
TEL&FAX:053-445-3717 E-mail:info@n-pocket.jp
主催:浜松市
企画運営:浜松NPOネットワークセンター
2018年10月12日
助成財団シンポジウムin浜松 レポート
事務局長の小林です。
遅くなりましたが、9月8日にNPO支援財団研究会と共催で開催した「助成財団シンポジウムin浜松」のレポートです。
まずは、シーズ・市民活動を支える制度をつくる会の松原明さんの基調講演「助成金の基礎を知る」。助成金の種類や特徴、トレンドの説明から。ここでも「財団にはミッションがあり、NPOはそれを実現するためのパートナー」であり、財団の目的や意図・期待されていることをしっかり読み解くことが大事!というお話がありました。
NPO経営の視点から、助成金を使うタイミングや息切れしないための注意、申請書のコツなど、実践に基づくノウハウがぎっしり。申請書はお見合いと同じで、一方的に思いだけ書いてもダメ!解決策のロジックが大事!!とのこと。
事例紹介は、静岡県内の3団体+助成財団から。発達障がい児を持つ親と家族の団体「と・まーる」(掛川)の遊び・交流イベント、環境教育の老舗「認定NPO法人しずおか環境協教育研究会」の担い手養成の継続事業、富士市の「NPO法人樹木いきいきプロジェクト」の盆栽の里親事業、それぞれユニークでしっかりしたビジョンに基づいた事業の報告でした。
後半は、トヨタ財団、三菱財団、キリン福祉財団、損保ジャパン日本興亜福祉財団・環境財団、読売光と愛の事業団、 日本郵便、助成財団センターなど東京からの大手財団に、静岡県からはふじのくに未来財団がそれぞれ自己紹介。
「ぜひ事前相談をしてください!」とのことで、個別相談は行列ができるほど大盛況!多くの助成関係者や情報が集結した、大変貴重な機会になりました。
秋は来年度に向けた助成金の募集が多い時期。私も申請書とニラメッコしながら、どう書こうか頭をしぼっているところです
助成金の募集情報は、CANPAN(日本財団)のサイトや、助成財団センターの助成金募集サイトを参考にしてください。
活動資金の獲得に向けて、お互いがんばりましょう!
遅くなりましたが、9月8日にNPO支援財団研究会と共催で開催した「助成財団シンポジウムin浜松」のレポートです。
まずは、シーズ・市民活動を支える制度をつくる会の松原明さんの基調講演「助成金の基礎を知る」。助成金の種類や特徴、トレンドの説明から。ここでも「財団にはミッションがあり、NPOはそれを実現するためのパートナー」であり、財団の目的や意図・期待されていることをしっかり読み解くことが大事!というお話がありました。
NPO経営の視点から、助成金を使うタイミングや息切れしないための注意、申請書のコツなど、実践に基づくノウハウがぎっしり。申請書はお見合いと同じで、一方的に思いだけ書いてもダメ!解決策のロジックが大事!!とのこと。
事例紹介は、静岡県内の3団体+助成財団から。発達障がい児を持つ親と家族の団体「と・まーる」(掛川)の遊び・交流イベント、環境教育の老舗「認定NPO法人しずおか環境協教育研究会」の担い手養成の継続事業、富士市の「NPO法人樹木いきいきプロジェクト」の盆栽の里親事業、それぞれユニークでしっかりしたビジョンに基づいた事業の報告でした。
後半は、トヨタ財団、三菱財団、キリン福祉財団、損保ジャパン日本興亜福祉財団・環境財団、読売光と愛の事業団、 日本郵便、助成財団センターなど東京からの大手財団に、静岡県からはふじのくに未来財団がそれぞれ自己紹介。
「ぜひ事前相談をしてください!」とのことで、個別相談は行列ができるほど大盛況!多くの助成関係者や情報が集結した、大変貴重な機会になりました。
秋は来年度に向けた助成金の募集が多い時期。私も申請書とニラメッコしながら、どう書こうか頭をしぼっているところです
助成金の募集情報は、CANPAN(日本財団)のサイトや、助成財団センターの助成金募集サイトを参考にしてください。
活動資金の獲得に向けて、お互いがんばりましょう!
2018年10月11日
塚本岳さん公開講座「こどもの遊びから見えること」
子ども事業担当の松井です。
浜松市南区の「子どもと遊ぶ実践塾」の第3回目、《プレーパーク》《森のようちえん》《児童館》と現場で多くの子どもたちと関わる塚本岳さんのお話を、多くの方の聞いていただきたく、公開講座になりました。
子どもたちが自ら遊ぶことが、いかに大切か。
子どもが自ら遊ぶことのできる環境を保障するために、私達大人がすべきことは?
どこまで見守るか、リスクとハザードの観点からもお話いただきます。
子育て中の保護者の方はもちろん、子どもと関わる現場の方、地域で子どものための活動を始めたい方、多くの方のご参加お待ちしております。
日時:2018年10月20日(土)10:00~12:00
場所:浜松市南区役所(浜松市南区江之島町600-1)
定員:70名
託児は500円。あと数人お受けできます。(先着順)
●塚本岳さんプロフィール
◯日本冒険遊び場づくり協会 地域運営委員東海地区担当
◯あいち森のようちえんネットワーク 代表
◯子どもNPO 理事
◯名古屋市緑児童館 館長
◯森のようちえん「こそあどの森」
◯森のようちえんプチ「もりへ行こう」
◯乳幼児版プレーパーク「ちいさなお庭」
◯「リトルハウス」主宰-よさみプレーパーク(わが子のための小さなプレーパーク)
5歳3歳0歳の3人のパパさんでもあります。
●受講料 無料
●受講申込〆切 10月18日(木)
Webサイトからも受講申し込みができます。こちらから
●託児料金 一人1日500円 託児申込み〆切 10月14日(日)
●主催 浜松市(南区役所振興課)
●企画運営・問合せ先 浜松NPOネットワークセンター(TEL 053-445-3717)
↑ 昨年度の南区「遊ぶチカラは生きるチカラ」で遊びの実践をした様子。
今年の実践編は、塚本さんも一緒。どうなることやら…。
浜松市南区の「子どもと遊ぶ実践塾」の第3回目、《プレーパーク》《森のようちえん》《児童館》と現場で多くの子どもたちと関わる塚本岳さんのお話を、多くの方の聞いていただきたく、公開講座になりました。
子どもたちが自ら遊ぶことが、いかに大切か。
子どもが自ら遊ぶことのできる環境を保障するために、私達大人がすべきことは?
どこまで見守るか、リスクとハザードの観点からもお話いただきます。
子育て中の保護者の方はもちろん、子どもと関わる現場の方、地域で子どものための活動を始めたい方、多くの方のご参加お待ちしております。
日時:2018年10月20日(土)10:00~12:00
場所:浜松市南区役所(浜松市南区江之島町600-1)
定員:70名
託児は500円。あと数人お受けできます。(先着順)
●塚本岳さんプロフィール
◯日本冒険遊び場づくり協会 地域運営委員東海地区担当
◯あいち森のようちえんネットワーク 代表
◯子どもNPO 理事
◯名古屋市緑児童館 館長
◯森のようちえん「こそあどの森」
◯森のようちえんプチ「もりへ行こう」
◯乳幼児版プレーパーク「ちいさなお庭」
◯「リトルハウス」主宰-よさみプレーパーク(わが子のための小さなプレーパーク)
5歳3歳0歳の3人のパパさんでもあります。
●受講料 無料
●受講申込〆切 10月18日(木)
Webサイトからも受講申し込みができます。こちらから
●託児料金 一人1日500円 託児申込み〆切 10月14日(日)
●主催 浜松市(南区役所振興課)
●企画運営・問合せ先 浜松NPOネットワークセンター(TEL 053-445-3717)
↑ 昨年度の南区「遊ぶチカラは生きるチカラ」で遊びの実践をした様子。
今年の実践編は、塚本さんも一緒。どうなることやら…。
2018年09月14日
助成担当者のための実務セミナー in はままつ
資金調達担当(ファンドレイザー)の小林です。
9月7日は、助成金や補助金の実務を担当されている財団や行政職員の方々を対象に、セミナーを開きました(主催:財団助成センター、協力:N-Pocket)。
助成金をもらうための講座は多々ありますが、助成金を出す側を対象とした講座は、静岡ではなかなかありません。参加者は15名でしたが、「こういう機会を待っていた!」という方もいました。
助成財団センターの事務局長でプログラムディレクターの渡辺元さんによるセミナー「効果的な助成事業を行うために」では、日本における研究・活動に対する資金の現状やトレンドを紹介。今は行政から大学、NPO等への流れが大きいが、欧米では個人からの流れが太いことや、政府・行政系/企業系/財団系/市民ファンド等の資金の種類と特性を解説
効果的な助成事業については、「助成金は、社会的な目標達成のための手段であって、パートナーシップが原則。上から目線になってはいけない。」というところから。「社会的目的」を設定するには、新しい事象や現象の予測・先取、社会の隙間や制度にあるニーズの発掘、受益者の視点から考えることが大事。「助成事業のサイクルと運営」では、公募や選考に際しての留意点、評価の際の基本的な視角、フォローアップと見直しなど、さまざまな情報や視点の提示がありました。
私も補助金等の選考委員をすることがあるので、大変勉強になりました
非営利組織評価センターの平尾剛之さんからは、休眠預金の動向や組織評価の情報提供がありました。
「助成金を使う時は、出してよかったと思われるよう、財団の信頼や期待を裏切らないよう、一生懸命がんばる」というお話は、助成を受ける側にも伝えたかったです。いいかげんな事業や報告だとNPO全体の信頼度が下がったり、制約や報告事項が増えるきっかけにもなりかねません。お金を出す側、事業をする側の良いパートナシップを組むには、双方の努力が必要かと。
参加者は、助成金事業を見直したいが、他事業と兼任だったり、相談できる人がいないなど、課題意識を持ってこられた方が多く、関連機関とつながって情報交換する場としても貴重な機会になったのでないかと思います。
広報はどこへ?…という声もありましたが、NPOの支援センター(民設、公設)を使うこともおススメです。
9月7日は、助成金や補助金の実務を担当されている財団や行政職員の方々を対象に、セミナーを開きました(主催:財団助成センター、協力:N-Pocket)。
助成金をもらうための講座は多々ありますが、助成金を出す側を対象とした講座は、静岡ではなかなかありません。参加者は15名でしたが、「こういう機会を待っていた!」という方もいました。
助成財団センターの事務局長でプログラムディレクターの渡辺元さんによるセミナー「効果的な助成事業を行うために」では、日本における研究・活動に対する資金の現状やトレンドを紹介。今は行政から大学、NPO等への流れが大きいが、欧米では個人からの流れが太いことや、政府・行政系/企業系/財団系/市民ファンド等の資金の種類と特性を解説
効果的な助成事業については、「助成金は、社会的な目標達成のための手段であって、パートナーシップが原則。上から目線になってはいけない。」というところから。「社会的目的」を設定するには、新しい事象や現象の予測・先取、社会の隙間や制度にあるニーズの発掘、受益者の視点から考えることが大事。「助成事業のサイクルと運営」では、公募や選考に際しての留意点、評価の際の基本的な視角、フォローアップと見直しなど、さまざまな情報や視点の提示がありました。
私も補助金等の選考委員をすることがあるので、大変勉強になりました
非営利組織評価センターの平尾剛之さんからは、休眠預金の動向や組織評価の情報提供がありました。
「助成金を使う時は、出してよかったと思われるよう、財団の信頼や期待を裏切らないよう、一生懸命がんばる」というお話は、助成を受ける側にも伝えたかったです。いいかげんな事業や報告だとNPO全体の信頼度が下がったり、制約や報告事項が増えるきっかけにもなりかねません。お金を出す側、事業をする側の良いパートナシップを組むには、双方の努力が必要かと。
参加者は、助成金事業を見直したいが、他事業と兼任だったり、相談できる人がいないなど、課題意識を持ってこられた方が多く、関連機関とつながって情報交換する場としても貴重な機会になったのでないかと思います。
広報はどこへ?…という声もありましたが、NPOの支援センター(民設、公設)を使うこともおススメです。
2018年08月27日
子どもと遊ぶ実践塾 受講生大募集!!
こどもに関わる全ての方へ! 受講者大募集!
こどもにとって遊び、ってどんな価値があるの?
「こども」×「あそび」を考え、仲間と出会う場をつくっちゃいました。
大人とこどもも、誰もが一緒に楽しめる「あそび」。遊びと通して、住んでいる人がつながる場、おたがいさまで育ち合う地域になるといいですね。こどもの「やってみたい」を引き出し、より豊かに「遊ぶ」ことができるような場づくり、見守る、人と人とをつなぐ等々、環境を整えていく方法を仲間づくりしながら一緒に学びませんか?
場所は全て浜松市南区役所になります。
南区以外の皆さんでも受講可能ですが、浜松市南区の皆さん!南区の歴史や文化、地域の財産についてもあわせて聞くことができる特別な時間も設けました。お誘いあわせの上、受講くださいね
★第1回 9月30日(日)
<10:00~12:00>
公開講座 「こどもの脳力・生きる力をはぐくむために」
講師:高山静子さん(東洋大学ライフデザイン学部准教授)
<12:00~14:30>
受講者ランチ交流会・仲間づくりワークショップ
進行:浜松NPOネットワークセンター
★第2回 10月7日(日)
10:00~12:00
「南区を知る リビングライブラリーの手法を使って」
語る本:露木里江子さん、岡本眞理さん、國井良子さん、
清水浩利さん、手塚海司さん
<13:00~14:30>
「地域の 居場所×遊び を知る」
話題提供:小暮麻弥さん(時まちカフェ)
ロビンス小依さん(放課後まち歩き)
木俣雅代さん(あそばんび)
松井玲子さん(おたがいさま食堂)
★第3回 10月20日(土)
<10:00~12:00>
公開講座 「こどもの遊びから見えること」
<13:00~14:30>
ワークショップ 「遊びって何だろう?」
講師:塚本岳さん(名古屋市緑児童館館長)
★第4回 11月3日(土・祝)
<10:00~14:00>
実践 「みんなであそぼう in 南区役所」
プレーリーダー:塚本岳さん、木俣雅代さん、稲津達義さん
<14:00~14:30>
楽しくふりかえり
*託児はありません。大人もこどもも一緒に遊びます。
★第5回 11月24日(土)
<13:00~14:30>
公開講座 セミナー「遊びの場づくり はじめの一歩」
~仲間づくりや場を運営するノウハウを学ぶ~
<14:30~16:00>
グループワーク 「私のこうなったらいいなを伝える」
進行:浜松NPOネットワークセンター
●講師プロフィール
・高山静子さん:子育て中に保育士の資格をとり、保育士に転職。保育士を退職後、保護者とともに地域子育て支援に携わる。平成20年浜松学院大学の講師として赴任し、ここみ広場の開設に携わる。平成25年より東洋大学准教授。
・塚本岳さん:大学時代よりキャンプ活動やレクリエーション活動を行い、友人と二人で「こどもだいがく」を立ち上げる。長野県飯綱町にある自然型保育に定評のある幼児教室「台地」、名古屋市「てんぱくプレーパーク・とよたくらがいけプレーパーク」にて、常駐のプレーリーダーなど務める。「こどもには遊びを通じて自ら育つ力がある」をモットーに、提供型ではない自主的な遊び場づくり、遊び環境を整えることをライフさーくとしている。5歳、3歳、0歳の三姉妹の父。
●受講申し込み
以下の項目について浜松NPOネットワークセンターまで、(info@n-pocket.jp)か、FAX(053-445-3717)でお知らせください。
① 希望講座 ・公開講座(第1回午前)のみ ・全講座(第1~5回)
② お名前
③ 住所 ・南区( )町 ・南区以外( 市 区)
④ 連絡先 ・電話( ) ・メール( )
⑤ 託児希望 お名前、年齢、男児か女児か
*各開催日の10日前を託児申込みの締切日とします。
●受講料無料
●託児料金 一人1日500円
●申込み〆切 9月20日(木曜日)
●ウェブサイトからも受講申し込みができます。https://goo.gl/forms/vWUdTXtHEErQF3YE3
●主催 浜松市(南区役所振興課)
●企画運営・問合せ先 浜松NPOネットワークセンター(TEL 053-445-3717)
・フェイスブック投稿記事 https://www.facebook.com/events/123739871666905/permalink/132392550801637/
こどもにとって遊び、ってどんな価値があるの?
「こども」×「あそび」を考え、仲間と出会う場をつくっちゃいました。
大人とこどもも、誰もが一緒に楽しめる「あそび」。遊びと通して、住んでいる人がつながる場、おたがいさまで育ち合う地域になるといいですね。こどもの「やってみたい」を引き出し、より豊かに「遊ぶ」ことができるような場づくり、見守る、人と人とをつなぐ等々、環境を整えていく方法を仲間づくりしながら一緒に学びませんか?
場所は全て浜松市南区役所になります。
南区以外の皆さんでも受講可能ですが、浜松市南区の皆さん!南区の歴史や文化、地域の財産についてもあわせて聞くことができる特別な時間も設けました。お誘いあわせの上、受講くださいね
★第1回 9月30日(日)
<10:00~12:00>
公開講座 「こどもの脳力・生きる力をはぐくむために」
講師:高山静子さん(東洋大学ライフデザイン学部准教授)
<12:00~14:30>
受講者ランチ交流会・仲間づくりワークショップ
進行:浜松NPOネットワークセンター
★第2回 10月7日(日)
10:00~12:00
「南区を知る リビングライブラリーの手法を使って」
語る本:露木里江子さん、岡本眞理さん、國井良子さん、
清水浩利さん、手塚海司さん
<13:00~14:30>
「地域の 居場所×遊び を知る」
話題提供:小暮麻弥さん(時まちカフェ)
ロビンス小依さん(放課後まち歩き)
木俣雅代さん(あそばんび)
松井玲子さん(おたがいさま食堂)
★第3回 10月20日(土)
<10:00~12:00>
公開講座 「こどもの遊びから見えること」
<13:00~14:30>
ワークショップ 「遊びって何だろう?」
講師:塚本岳さん(名古屋市緑児童館館長)
★第4回 11月3日(土・祝)
<10:00~14:00>
実践 「みんなであそぼう in 南区役所」
プレーリーダー:塚本岳さん、木俣雅代さん、稲津達義さん
<14:00~14:30>
楽しくふりかえり
*託児はありません。大人もこどもも一緒に遊びます。
★第5回 11月24日(土)
<13:00~14:30>
公開講座 セミナー「遊びの場づくり はじめの一歩」
~仲間づくりや場を運営するノウハウを学ぶ~
<14:30~16:00>
グループワーク 「私のこうなったらいいなを伝える」
進行:浜松NPOネットワークセンター
●講師プロフィール
・高山静子さん:子育て中に保育士の資格をとり、保育士に転職。保育士を退職後、保護者とともに地域子育て支援に携わる。平成20年浜松学院大学の講師として赴任し、ここみ広場の開設に携わる。平成25年より東洋大学准教授。
・塚本岳さん:大学時代よりキャンプ活動やレクリエーション活動を行い、友人と二人で「こどもだいがく」を立ち上げる。長野県飯綱町にある自然型保育に定評のある幼児教室「台地」、名古屋市「てんぱくプレーパーク・とよたくらがいけプレーパーク」にて、常駐のプレーリーダーなど務める。「こどもには遊びを通じて自ら育つ力がある」をモットーに、提供型ではない自主的な遊び場づくり、遊び環境を整えることをライフさーくとしている。5歳、3歳、0歳の三姉妹の父。
●受講申し込み
以下の項目について浜松NPOネットワークセンターまで、(info@n-pocket.jp)か、FAX(053-445-3717)でお知らせください。
① 希望講座 ・公開講座(第1回午前)のみ ・全講座(第1~5回)
② お名前
③ 住所 ・南区( )町 ・南区以外( 市 区)
④ 連絡先 ・電話( ) ・メール( )
⑤ 託児希望 お名前、年齢、男児か女児か
*各開催日の10日前を託児申込みの締切日とします。
●受講料無料
●託児料金 一人1日500円
●申込み〆切 9月20日(木曜日)
●ウェブサイトからも受講申し込みができます。https://goo.gl/forms/vWUdTXtHEErQF3YE3
●主催 浜松市(南区役所振興課)
●企画運営・問合せ先 浜松NPOネットワークセンター(TEL 053-445-3717)
2017/10/09
・フェイスブック投稿記事 https://www.facebook.com/events/123739871666905/permalink/132392550801637/
2018年08月20日
助成財団シンポジウム in 浜松【〆切りました】
資金調達担当の小林です。
非営利団体の運営の悩みは、昔も今も「資金をどうやって調達するか?」。
会費や寄付? 物品やサービスを売る? 委託事業を取る?
それから、助成金・補助金を取る、という方法もよく使われています。
でも、たくさんの助成金がある中で、どれが取りやすい?どれが使いやすい?どう申請したらいい??
今回、NPO支援財団研究会が事例紹介とブース出展などで、多くの財源を紹介するシンポジウムを開催します。具体的な事例に学びながら、資金調達を考えてみませんか?
日時 2018年9月8日(土)13:00~18:00
場所 浜松市福祉交流センター 大会議室(浜松市中区成子町140-8)
<プログラム>
13:00 開会挨拶 財団助成センター 専務理事 田中 皓
13:15 第1部 基調講演「助成金の基礎を知る」
(認特)シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 理事 松原 明
14:05 第2部 事例報告 助成金等を活用して成果をあげた団体の報告
1)「環境教育の場の創造のための担い手創出事業」
(認特)しずおか環境教育研究会 理事・運営総務主任 鈴木玲子さん
日本郵便(株)総務部 年賀寄附金事務局 係長 竹山吾紀明さん
2)「盆栽と楽しむ園芸療法~盆栽の里親を見つけた!」
(特)樹木いきいきプロジェクト 理事長 喜多 智靖さん
(公財)ふじのくに未来財団 副代表理事 千野 和子さん
3)「発達障害児とその家族の支援活動及び交流の場の提供」
と・まーる 代表 牧野 みゆきさん
(公財)キリン福祉財団 常務理事・事務局長 太田 健さん
15:25 <休憩>
15:40 第3部 意見交換会 登壇者+参加者全員による意見交換
進行:(公財)助成財団センター 事務局長・プログラムディレクター 渡辺 元
16:30 助成関係機関からの情報提供
(公財)ふじのくに未来財団、(一財)非営利組織評価センター
16:55 閉会挨拶
(認特)浜松NPOネットワークセンター 代表理事 井ノ上 美津恵
17:00 第4部 名刺交換交流会 財団ブースで名刺交換、交流、質疑など
<参加予定の財団>
トヨタ財団、三菱財団、キリン福祉財団、損保ジャパン日本興亜福祉財団、損保ジャパン日本興亜環境財団、読売光と愛の事業団、 日本郵便、シーズ・市民活動を支える制度をつくる会、非営利組織評価センター、ふじのくに未来財団、助成財団センター など
対象 NPOやボランティア団体、助成機関の役職員ほか、関心のある方
参加費 資料代 1000円
定員 60名(要申込・部分参加可) →〆切りました
主催 NPO支援財団研究会(事務局:公益財団法人 助成財団センター)
共催 認定NPO法人 浜松NPOネットワークセンター
詳細 http://www.n-pocket.jp/npo/npo/npo-seminar/fundation2018/
<申込み・問合せ先>
(認特)浜松NPOネットワークセンター(N-Pocket)
浜松市中区佐鳴台3-52-23 TEL&FAX 053-445-3717
E-mail info@n-pocket.jp
お名前、所属、連絡先をお知らせください
写真は三方原のキキョウです。浜松もちょっぴり涼しくなりました。
非営利団体の運営の悩みは、昔も今も「資金をどうやって調達するか?」。
会費や寄付? 物品やサービスを売る? 委託事業を取る?
それから、助成金・補助金を取る、という方法もよく使われています。
でも、たくさんの助成金がある中で、どれが取りやすい?どれが使いやすい?どう申請したらいい??
今回、NPO支援財団研究会が事例紹介とブース出展などで、多くの財源を紹介するシンポジウムを開催します。具体的な事例に学びながら、資金調達を考えてみませんか?
日時 2018年9月8日(土)13:00~18:00
場所 浜松市福祉交流センター 大会議室(浜松市中区成子町140-8)
<プログラム>
13:00 開会挨拶 財団助成センター 専務理事 田中 皓
13:15 第1部 基調講演「助成金の基礎を知る」
(認特)シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 理事 松原 明
14:05 第2部 事例報告 助成金等を活用して成果をあげた団体の報告
1)「環境教育の場の創造のための担い手創出事業」
(認特)しずおか環境教育研究会 理事・運営総務主任 鈴木玲子さん
日本郵便(株)総務部 年賀寄附金事務局 係長 竹山吾紀明さん
2)「盆栽と楽しむ園芸療法~盆栽の里親を見つけた!」
(特)樹木いきいきプロジェクト 理事長 喜多 智靖さん
(公財)ふじのくに未来財団 副代表理事 千野 和子さん
3)「発達障害児とその家族の支援活動及び交流の場の提供」
と・まーる 代表 牧野 みゆきさん
(公財)キリン福祉財団 常務理事・事務局長 太田 健さん
15:25 <休憩>
15:40 第3部 意見交換会 登壇者+参加者全員による意見交換
進行:(公財)助成財団センター 事務局長・プログラムディレクター 渡辺 元
16:30 助成関係機関からの情報提供
(公財)ふじのくに未来財団、(一財)非営利組織評価センター
16:55 閉会挨拶
(認特)浜松NPOネットワークセンター 代表理事 井ノ上 美津恵
17:00 第4部 名刺交換交流会 財団ブースで名刺交換、交流、質疑など
<参加予定の財団>
トヨタ財団、三菱財団、キリン福祉財団、損保ジャパン日本興亜福祉財団、損保ジャパン日本興亜環境財団、読売光と愛の事業団、 日本郵便、シーズ・市民活動を支える制度をつくる会、非営利組織評価センター、ふじのくに未来財団、助成財団センター など
対象 NPOやボランティア団体、助成機関の役職員ほか、関心のある方
参加費 資料代 1000円
定員 60名(要申込・部分参加可) →〆切りました
主催 NPO支援財団研究会(事務局:公益財団法人 助成財団センター)
共催 認定NPO法人 浜松NPOネットワークセンター
詳細 http://www.n-pocket.jp/npo/npo/npo-seminar/fundation2018/
<申込み・問合せ先>
(認特)浜松NPOネットワークセンター(N-Pocket)
浜松市中区佐鳴台3-52-23 TEL&FAX 053-445-3717
E-mail info@n-pocket.jp
お名前、所属、連絡先をお知らせください
写真は三方原のキキョウです。浜松もちょっぴり涼しくなりました。