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2015年02月17日

スーダンの視覚障害者支援

ICT事業担当の島田です。

現在、スーダン人の視覚障害者、Fさんに音声ガイドソフトカラオケを使ったパソコン操作パソコンの支援をしています。
英語OSのパソコンのため、普段使用しているソフトはPC-Talkerではなく、NVDAです。
これはフリーソフトで日本でも使用する人が増えています。

Fさんは数年前から見えなくなりつつある視覚障害者です。
スーダンの視覚障害者を支援するリーダー養成プロジェクトで来日して、NPO法人六星で研修を受けています。
視覚障害者が音声ガイドを利用したパソコンパソコンを自立に役立てていくため、帰国後は奥様も一緒に支援者クローバーとして活動される予定です。

Fさん
ご夫婦ともパソコン操作は勿論できるのですが、マウスを使わずキーのみでの操作指さし上は初めてです。

・ホームポジションとブラインドタッチピアノ
・キーだけで操作するために必要なパソコンの各種設定スパナ
・キーだけでのWindows操作パソコン

これらは理解も早く、順調に進んでいますまるっ

今は、インターネットの読み上げカラオケとWebメール手紙の勉強中です。
使用するブラウザと音声ソフトのショートカットキーの兼ね合いで、四苦八苦汗しながら進めています。

そしてもっとも高いハードルは、説明を英語でしなければならないこと汗汗
お互い非ネイティブなので、どこまで正確に伝わっているか不安です。やべー
さらに、ご夫婦がアラビア語で話していると、まったく内容がわかりません!わーんsos

帰国後、実際に支援する場合、パソコンのメーカーによってショートカットキーが利用できなかったり、他のソフトとの互換性など、いろいろ問題がおきるかもしれません。
でも、この技術を広げることができれば、スーダンの視覚障害者の大きな助けになるはず!
3月の帰国まで、ICTバリアフリーオアシスの資源を生かしながら、できる限りの情報を伝えられるよう、がんばりたいと思います。力こぶ


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