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2015年02月20日

災害の備えは大丈夫?

地域と環境担当の小林です。

今年も3月に「静岡県内外の災害ボランティアによる救援活動のための図上訓練」に参加しますが、昨日はその事前学習会に行ってきました。
浜松市の参加予定者が約30名集まり、中・東区の街中エリア、西・南区の海岸エリア、北・浜北・天竜区の北部エリアの3つに分かれて、駿河トラフ・南海トラフ巨大地震の浜松市による第4次被害想定を見ながら、各エリアごとの課題、ボランティアセンターの概要について話し合いました。

東日本大震災の記憶が強烈で、大地震=津波災害荒波と考えがちですが、海に面していない中区・東区では阪神大震災のような住宅倒壊と火災炎が心配であること、浜松駅周辺や東名高速周辺は帰宅困難者が多く出ること、ビルや高層マンションの落下物やエレベーター閉じ込めなど街中特有の問題も挙げられました。

また、避難所となる小中学校の食料や毛布の備蓄量(各校せいぜい200人分ぐらい?)を考えると、とても人口密集地で対応できる数はない。観光客や出張者も入れると、家庭内備蓄を含めても「全く足りない」sosという数字に一同愕然。ガーン
「避難所に行けばなんとかなる」は通じない可能性大です。

「もっと家庭内備蓄を呼びかけないと…」「特に水涙とトイレ対策は必要不可欠!」という話になりました。

いつどこに来てもおかしくない巨大地震
みなさんの家の備えはいかがですか?
他人任せではとても乗り越えられないですよ~~。

3月の図上訓練、これを元に「災害時の助け合い」についてじっくり考えて来たいと思います。



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