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2016年09月26日

大人の社会科見学 天竜ツアー~お茶とお蕎麦とアイガモと

事務局長の小林です。
昨日は「大人の社会科見学♪ バスツアー天竜編」でにわかバスガイドになってきましたおまわりさん
このツアー、広報からわずか10日で満員〆切。「子連れ」の要望も多数ありましたが、今回は大人の少数限定で行ってきました。

バス
こんなマイクロバスで浜松駅を出発し、天竜二俣駅を経由して天竜区へ。
9月はず~~っと雨雨続きだったのに、久々に青空が見えるお天気。遠足日和になりました太陽

まずは、天竜区横川の百古里(すがり)地区でNPO法人OIKOS天竜さんの茶畑へ。
茶摘み説明
代表の池田亮さんの説明を聞いて、みんなで茶摘み双葉体験。
お茶摘みは初体験という人がほとんど。静岡県出身でも、意外とみなさんやったことがないんですね~。

茶摘み1 茶摘み2 クリックすると大きくなります。

体験の後は、池田夫妻と大島たまよさんに「お茶お茶」について、いろいろ質問。
茶摘みは年何回できるの? お茶農家は茶摘み以外にどんな作業があるの? どんな機械で摘むの? この広さだと何㎏ぐらい採れる? どんな品種を植えているの? お茶が売れなくなってしまったのは何故? 一番茶と二番茶の味はどう違う? 美味しい冷茶の作り方は? ペットボトルと急須のお茶のコスト比較は? ペットボトル茶の原料はどこから? 海外で人気のお茶は? お茶の美味しい「食べ方」は?

…などなど質問攻め!? お茶生産の苦労や天竜茶の特徴、これからの展望について伺いました。
静岡では当たり前の光景の「茶畑」ですが、茶葉双葉に触れて、お話を聞いて、その魅力星可能性キラキラを感じていただけたでしょうか。


お昼は築160年の古民家を活用した蕎麦処「百古里庵」へ。
ここは蕎麦だけでなく、グリーンツーリズムクローバーや幻のトンネルを活用したワインセラーなど、地域おこしや産業振興虹にも取り組んでいます。移住19年になる大将の山本六二郎さんにお話を伺いました。
すがりあん1

昼食はもちろんお蕎麦!ですが、ちょうど栗の季節で栗の天ぷらもいただきましたくす玉
栗の天ぷら


午後は、春野町に足を延ばし、春野文化センターでNPO法人楽舎さんと合流。
代表の池谷啓さんに、楽舎の取り組みについて紹介していただきました。

楽舎のお話 池谷さん

天竜区の過疎高齢化の現状、空き家家紹介&移住の仲介、田んぼや畑づくり、アイガモ農法の奮闘、元気な古老たちにユニークな移住者たち、民族芸能やお祭りの紹介など、移住6年間の様々な挑戦や地域資源をスライドで見せていただきました。
「えー!びっくり」「へぇ~~キャー」という内容がたっぷり。

そこから歩いて楽舎が再生した田んぼと畑へ。
楽舎の田んぼと畑
手前が大豆畑。味噌や納豆も作るそうです。

アイガモに餌やり
草を刻んでアイガモひよこにやると、瞬時に食べ尽くしてしまう食欲旺盛っぷり!
アイガモを入れた田んぼと入れない田んぼの雑草は歴然の差でしたが、果たして元は取れるのでしょうか?!
そして、この45羽のカモちゃんたちの運命は…

楽舎の田んぼ
早稲、中稲、晩稲の苗が田植え時にうっかり混ざってしまい、成長がバラバラになってしまった汗汗汗という失敗談も。

ふりかえり ふりかえり2

最後に、3グループに分かれてふりかえり。天竜の資源やできることを考えました。

このツアーで、NPOが元気な天竜地域、現場の活動を知って、「また行ってみよう」「助っ人をしてみよう」といった「行きつけの田舎」になれば幸いです。
そこまで行かなくても、「天竜のものを買ってみよう」「友人に知らせよう」というきっかけになれば、と思っています。

今回できたが様々な形で巡り巡って、「浜松の元気ハートを応援する力こぶものになることを願います。


ツアー第二弾は10月3日。こちらはまもなく締め切りですが、街中のレストランやカフェ兼福祉施設を巡るツアーです。


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