エヌポケット・ぽけっとのなかみ

代表の井ノ上です。

浜松NPOネットワークセンターは、1997年から活動を始めましたが、「特定非営利活動法人（NPO法人）」という法人格をとったのは2000年9月のことでした。これは　「公益性ある団体」　として形式的な判定によって認証されているものです。

行政や企業が対応できない社会的な課題を解決しようと活動を進めるNPOですが、こうしたNPO法人への寄附を促進する制度として2001年から「認定NPO法人制度」が始まりました。

N-Pocketでは、市場性のある事業ではなく、いわゆるサービス受益者から「対価」を得られにくい活動が多いため、市民からの寄附という支援が心強い存在になっています。
そこで、一定の条件を満たすとなれる「認定NPO法人」目指し、市民からしっかりと支持されうる活動を心がけてきました。

そして、「2年間の支援者（＝3000円以上の寄付者）が200人を超えること」という一番のネックであった判定条件をクリアし、8月5日付でとうとう認定NPO法人になることができました。
ご支援くださった皆様、ありがとうございました。

先日13日には、浜松市役所にて認定法人になった通知書を受け取ることができ、その場で、今後も皆様からいただいた資金を使って、説明責任を果たせる内容の活動を続けていくことをお伝えしました。




その際の様子は地元の新聞2紙にも掲載されました。


（8月15日静岡新聞朝刊）

市民の「こうなったらいいな」を市民自身が寄付行為によって可能にする方法を、N-Pocketが認定法人になることで推し進めていきたい、と願ってきましたが、まずは叶いました
皆さんの引き続きのご支援を受けられるよう、頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

＊認定NPO法人に対する税制優遇をN-Pocketでは「自分の志をちょっとだけ税金にのせられる制度」と言ってきました。以下の4つの優遇措置があります。
１）個人がN-Pocket（認定NPO法人）に寄付した場合に、寄付金控除が受けられる。
２）法人がN-Pocketｔ（認定NPO法人）に寄付した場合に、損金算入する枠が広がる。
３）相続や遺贈により財産を取得した人が、N-Pocket（認定NPO法人）に寄付した場合に、寄付した財産が相続税の課税対象から外れる。
４）N-Pocket（認定NPO法人）が、収益事業から得た利益を非収益事業に使用した場合に、この分を一定の範囲で損金にできる（＝みなし寄付金）。

ということで、認定ＮＰＯ法人記念パーティ開催します。
2015年11月29日（日）にＫＵＲＥＴＡＫＥＳＯで（浜松市中区東井場）
会費制になります。
会員の皆様、活動でご縁をいただいた皆様、エヌポケットのことが気になっている方々にさらに交流を深めていただく目的で開催します。