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2014年11月25日

民間NPO支援センターのCEO会議へ

事務局長の小林です。
先週は東京出張に3日間行ってきましたスタコラ。会議やらセミナーやらで溢れそうなほど情報電球を仕入れてきたので少しご報告。

20日~21日は「第21回 民間NPO支援センター・将来を展望する会(CEO会議)」へ。日本NPOセンターの主催で、全国から35の民間NPOセンターの代表、事務局長が参加しました。東海地方からはN-Pocketだけでした汗 

まずは中央省庁の動きについて報告。「NPOの税・法人制度の改革」についてシーズの関口宏聡さんから、解散・総選挙で今後どうなるかの見通しを解説。
内閣府の市民活動担当官からは「共助社会づくり懇談会」について、人材面、資金面、信頼性の向上の3つのWGで提示された方向性を報告。H25年度の内閣府のNPOに対する世論調査が興味深い。規制改革推進室の方からは、「規制改革の取組」について、これまでは経済再生を中心に進めて来ましたが、今後は地域創生や地域活性化についても焦点を当てていく予定だそうです。

それらを受けてNPOの活動に関わる壁・規制について意見出し。公民館法や空き家活用における不動産関連法、廃校利用における消防法、市民発電の出資における金融商品取引法、災害時用援護者における個人情報保護法など、いろいろ出てきました!労基法にそぐわないNPOの働き方も、自由裁量制を選択可能にするなど何らかの対策が必要という提案にはたくさん賛同がありました。
みんなで出してみると、NPO活動に関わる法制度って結構あるものですね~。

2日目は、各地のセンターの売りの事業と地域間連携の可能性についてグループワーク。NPO支援センターの社会的インパクト・評価、地縁組織との関係づくり、財政基盤の安定化、調査研究の手法の標準化、社会教育との連携、人材の流動・スタッフ育成、白書づくり、ノウハウ・資源の共有、ビジョン・戦略づくり、世代交代の相互支援…などが出てきました。
市民セクターよこはまの「よこはま地域づくり大学校(協働型地域経営リーダー養成事業)」の自治会との連携の仕掛けも興味深かったです。浜松でもできないかな…。
CEO会議

懇親会では、広島の局地災害のボランティア活動sos、上越のスキーリゾート雪の現状、北陸新幹線新幹線の開通後の見通し、地方への移住家など、各地のホットな話題も伺うことができました。
余談ですが、上越・中越・下越も越前・越中・越後も、京都に近い方から上中下、前中後(つまり地図の上下とは逆!)という話に、一同「ほぉぉぉ~!びっくり。混乱してた地理的関係を一発で理解できました。全国会議ならではの情報交換でした。ニコニコ

市民セクター全国会議2014に続く…。


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