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2014年02月14日

蔭山洋介さん「パブリックスピーキング」講座報告

中間支援担当の小林です。
2月11日の「NPO広報力UP連続講座」2回目は、「パブリックスピーキング」の蔭山洋介さんを講師にお迎えして、人前で話す技術を学びました。
会場は机を外してイスで講師を囲む形に。早々と熱気炎を感じる講座になりました。
蔭山さん

スピーチライターの蔭山さんがなぜNPOと付き合いが深いのか?
活動を皆に伝え、理解してもらい、活動を継続できるよう資金的支援をしてもらう、という流れには、「人を動かすコミュニケーション」がやっぱり必要だから、と。

まずは、言いたいことや思いは「伝わっているか?」
NPOの伝えたいコンテンツはいっぱいあるけど、どうしたら耳傾けてくれるのか?
思いや説明は容易に伝わるけれど、その次の関心や行動につなげるのが難しい。「いい活動をしているから大丈夫」ではない、と。

「憧れ」があると本気になれる。「こうなりたい!」という思いを引き寄せることができれば、もっと社会は元気になる。その「憧れ」をどう設計するか?

スピーチのリアリティを伝えるための、視線、声、ジェスチャー、姿勢、パフォーマンスに話が及び、シナリオ・演出・演技についての詳しい解説がありました。 例えば、テーブルのどこに座るかで2者の関係性も変わってくるので、話の内容から考慮しておく。机の配置や講師の立ち位置も大事。セミナーなどで演台の後ろでしゃべると、「ほ~ら、あなたは眠くなる、、(。-_-。)」。

実践編では、「日常→事件→非日常…」に展開するスピーチを構成して、4人一組で発表しあいました。

参加者の感想では「3時間があっという間だった!」という人が複数。実際の内容も上記の10倍はあって、濃密な講座でした。
「話の組み立てが苦手なので、体系的に知ることができて、普段気づかない事を再認識することができた。」「具体的でひきこまれる内容でした。先生の話し方も参考になりました。」「なんとなくわかっててモヤモヤしていたことが、ノウハウと共に整理されてスッキリしました!」というご意見もいただきました。

とにかく、講座そのものの構成、話し方、パフォーマンス自体も洗練されていて、聞き手を引きつけ、飽きさせずに聞かせる力、エネルギー力こぶが素晴らしかったです。これぞプロフェッショナル!という内容でした。

詳しい内容は、講師の著書「パブリックスピーキング~人を動かすコミュニケーション術」がおススメです。ただ、これはライブで見てナンボ!という部分も大きいので…。
人前で話すのが苦手な私も、マイクの前でしどろもどろおよよになる状態を脱して、洗練された話術マイクキラキラを目指して日々修練しないと!と思いました。

さて、連続講座の3回目は、2月27日に「ラジオで宣伝しようアンテナK-mixでの講座となります。
申込みは既に〆切ったので募集はありませんが、参加者の皆様は次回もどうぞよろしくお願いします。


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