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2013年10月11日

つくばからのお客様が知りたかったこと

代表の井ノ上です。

今日は、つくば市から中間支援活動をおこなう某財団法人の方々が3名、視察に見えました。
N-Pocketが、中間支援事業として取り組んできた中で、ネットワーク作りや、社会への啓発・提言、行政との協働や市民参加を進める活動、さらには、資金調達お宝や人材おすまし、雇用に至るまでたくさんの事柄に興味を持ってくださったようでした。

お3方には、つくばで行っている活動内容から考えて、2001年から行った安間川の河川整備事業魚青で、多様な市民がたくさん関わるきっかけとして、コミュニティアートが有効だったことをお話しました。
洪水波を起こす安間川の問題について、住民から行政に対するメッセージを「取材劇」で伝え、両者の理解が進む場面があったこと。
学校学校では、地域の水循環を守る「ため樽君」を設置した家を応援する「フラッグアート虹を、美術の時間に作成したサービスラーニングについて、紹介しました。

思い起こせば、あれやこれやのイベントを実施しながら、多様な立場の住民と河川整備の専門家や行政マンからなるコンセンサス会議を何回も開き、合意形成をすすめた大忙し汗の事業でした。
その結果、市民の手による河川整備の「市民原案」がつくられ、安間川を守る市民グループもでき、中間支援としての役割は果たせたかと思っていました。

しかしながら、問題点もありました。
なにより、N-Pocket自身が安間川の流域外の組織だったこと、中間支援として頑張りすぎたこと。
地元で関わるキーパーソンの方々の高齢化など…。
見えてきたこと、反省材料はたくさんあります。

また、設立時には障がい者支援が専門ではなかったN-Pocketが、なぜ静岡県ジョブコーチ事業を担うことができてきたのか、また、県の委託としてN-Pocketが受託者となっているのに、県下7拠点が「障がい者就労支援ネットワーク」の一員として互いに自立的に活動を続けることができるのか、その組織運営についてもお話いたしました。

2001年からN-Pocketは静岡県と「協働」という形で3つの大きな事業を続けてきましたが(現在は2つ)、その記録をきちんと冊子本にまとめなくては、と、また思い直しました。

そして、お客様から、おいしいおいしいマロングラッセをいただきました。
ごちそうさまでした。にっこり

つくばからのお客様が知りたかったこと



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