ICT事業担当の島田です。
6月17日(金)・18日(土)・19日(日)の3日間、グランシップ静岡にて
「視覚障害リハビリテーション研究発表大会」が開催されました。
N-Pocketは18日(土)19日(日)静岡企画のコーナーで
「お役立ちiPadアプリ」をご紹介しました。
読書アプリ
・i文庫HD(読み上げ、反転、文字サイズ変更など)
・ボイスオブデイジーLite(デジタル録音図書「デイジー図書」の読み上げ)
拡大鏡アプリ
・明るく大きく(拡大、色彩処理、反転、静止画、歪み補正)
・拡大鏡ルーペ
OCR機能つきスキャンアプリ
・もじかめ(墨字をスキャンしてテキスト化)
・Cam Scanner(墨字をスキャンしてPDFに変換、テキスト化)
色覚補助アプリ
・色のめがね(色を見分ける、色を見つける、シミュレーション)
・色のシミュレータ(様々な色覚特性を持つ人の見え方体験)
ナビアプリ
・てくてくナビ(行きたい施設を入力すると、方向、距離を震動と音声ガイダンスとで説明)
・ViaOpta Nav(曲がり角や目印に近づくと「右折してください」「まっすぐ50m」など音声でガイド)
その他アプリ
・ 言う吉くん(紙幣額面を読み上げる)
・TapTapSee(写真を撮ると、それが何かを読み上げる)
・鏡(左右反転することができ、他人から見た自分の顔がわかる)
・ BeMyEyes(スマートフォンを通じて見えない人の「目」になれる)
・ 声シャッター(音声認識を使ってハンズフリーで撮影)
・Color Say(スマートフォンのカメラをかざすと色を読み上げる)
などなど多くのアプリを体験していただきました。
デイジー図書を初めて聞かれた方は、とてもきれいな読み上げにびっくりされていました。
「Color Say」自分の腕にカメラを向けると「さけいろ」と読み上げ、「サーモンピンク?」、お酒好きだから「酒色?」と楽しい会話もありました。
「声シャッター」はどこで紹介しても大人気!
「はいちーず!」「とるよー!」とシャッターボタンを探さなくても写真がとれる楽しいアプリです。
「色のめがね」は色覚障害の方が、どんな色に見えているのかを体験したり、赤色はどこにあるのか点滅して知らせてくれるアプリです。
「もじかめ」は紙の文字にカメラを向けると、自動認識して一瞬でデジタル文字に変換!VoiceOverを起動してれば、同時に読み上げます。
テキスト化した文字はコピーして、メールや他のアプリに張り付けることができるので、とても便利だと人気でした。
「自分の住む地域にはこのような情報を教えてくれるところが無いんです」
そんな声が多く聞かれました。
N-Pocketが、これまでバリアフリーオアシス(静岡県西部障害者マルチメディア情報センターー)を中心にして行ってきたICT事業。
ICTを使った特別支援の専門性を持つ貴重な人材が複数います。
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