高校生が語る「災害から命を守る」

ぽけ子

2017年03月06日 17:42

まもなく、東日本大震災から6周年。
3月18日(土)に「災害から命を守る 震災の語り部による講演会」が開かれます。
講師は、宮城県立石巻高等学校2年「16歳の語り部」著者である 雁部 那由多 さん。
もう一人は小さな命を考える会代表の 佐藤 敏郎 さんです。

とき:2017年3月18日(土) 14:00~16:30
ところ:可美公園総合センター 2階ホール
参加費:無料
主催:浜松市 南区役所区振興課

実は、18日に先んじて、雁部さんだけ東部中学校で子どもたちを前に講演されています。
その際、N-Pocketスタッフとしてランチを一緒に食べた時に、こんなお話を。

「東北の若者たちは、心に深く深く沈んだものを抱えたまま、それもどんどん沈殿している・・・」

語り部として震災で何が起こったかについて、外部の人たちに伝えようとする彼は、私たちが知る高校生の姿ではありませんでした。
よろしければお二人のお話を聞きに来てください。

雁部 那由多(がんべ なゆた)さん
 2011年、東日本大震災発生当時、宮城県の東松原市立大曲小学校の小学5年生だった。
 2017年1月現在、宮城県石巻高校に通う高校2年生。
 地元に限らず県外の人に向けて、震災の体験と教訓を伝える「語り部」の活動をしている。

佐藤 敏郎(さとう としろう)さん
 震災当時、中学校教諭として宮城県の女川第一中学校(現在の女川中学校)に勤務。
 津波で当時大川小学校6年の次女が犠牲に。
 遺族らと「小さな命の意味を考える会」を立ち上げ、全国のイベントなどで講演を行っている。
 文化省委託事業「いのちを語り継ぐ会」講師。

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