「想いを形に」人材養成講座がひらかれます

ぽけ子

2015年10月20日 16:06

N-Pocketの井ノ上です。

N-Pocketの隣のNPOには外国にルーツをもつ子どもたちが、集まってきます。学校に行っても十分コミュニケーションができずに、学校で四苦八苦している子どもたちが多いのですが、まあ、元気にあいさつしてくれるかわいい子どもたちばかりで、その笑顔にN-Pocketのスタッフも癒される毎日です。

しかし、元気な笑顔の裏には、日本でぬくぬく育った私たちには想像を超える話がいっぱいです。
日本の学校でどんな毎日を過ごしているのかな。
家庭ではきちんとご飯を食べることができているかな。

この子達のために何かしたいな、と思ったとき
何をどうして、どのように動いたらいいかわからないけど、
でも何か自分にできることをしたい!と思う人は少なくないと思います。

そんな想いをもった人たちにぴったり。
12月から1月にかけて5回にわけたチェンジメーカー(社会変革の担い手)のための座学と、現場でのヒアリング活動が組み込まれた「想いを形に」人材養成塾(浜松市委託事業)が開かれます。



何か社会的活動をしてみたいと思っている方、すでに社会的課題をみつけていて解決のためにどこから手を付けていいのかわからないと思っている方、そんな18歳から40代前後の若者たちを対象にした塾です。

認定NPO法人浜松NPOネットワークセンターのスタッフと、一般社団法人ハーサイズの代表理事道喜道恵さんが伴走者となってみなさんの学びと実践をフォローします。質問があったら、いつでもN-Pocketの事務所を訪ねてきてくださってOKですよ。

一回目となる12月5日(土・13時半~16時半)には、想いを共有する仲間づくり企画書づくりなどを手ほどきします。

二回目は、
皆さん覚えていらっしゃいますか。劣化ウラン弾の問題等を現地で、自分の目で確かめたいと渡ったイラクで人質になった今井紀明さんを。
イラクでの人質事件の後、「自己責任論」が世論を二分しました。帰国してからの彼の生活は想像を超えるものだったようです。しかし、現在は認定NPO法人D×Pの理事長として通信制高校の問題に特化した活動を仲間と元気に行っています。
その彼が塾生の皆さんとの座談会を開くために浜松に来てくれます。
座談会のモデレーターはプロダクトリング株式会社代表取締役、フレクティブ代表の山本洋士さんです。
夜は、愛知県の若者も加わって交流会が開かれます(希望者のみ)

3回目も地方創世の象徴的プロジェクトとして注目される徳島県の「神山プロジェクト」の実践者、NPO法人グリーンバレー理事長の大南信也さんと起業支援家である小出宗昭さん対談(公開講座)が用意されています。

申込はN-Pocketまでですが、広報浜松で紹介されてから、受付を開始します。
乞うご期待

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