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2016年07月22日

4年目となる「議員と語ろうNPO円卓会議2016」

事務局長の小林です。
18日は、NPOプレゼント講座の「議員とNPOの円卓会議」。総勢45名が参加し、盛会くす玉となりました。
今年は過去最多、6会派から10名の浜松市議会議員が参加してくださいました!

自由民主党浜松 稲葉 大輔さん、須藤 京子さん
創造浜松 太田 利実保さん、遠山 将吾さん
市民クラブ 北野谷 富子さん、鈴木 唯記子さん
公明党 幸田 惠里子さん、松下 正行さん
日本共産党浜松市議団 酒井 豊実さん
浜松市政向上委員会 鈴木 恵さん  (順不同)

毎回、どうしたら議員とNPOの意見交換がスムーズに行くか試行錯誤してきましたが、今回は議員の方に気になるテーマ、キーワードを5つ出していただき、NPOの方にはキーワードからグループを選んでもらって7班に分かれました。

今回は50分のトーク時間を2回、グループを組み替えて計2~4人の議員と話す形に。序列なく丸い位置関係で話せる雰囲気が、かなり根付いてきたように見えました。
キーワードが多岐に亘ったことで、普段接点のない分野の話を聞く機会にもなったかと思います。

議員と語る2016-1
「ここは要望・陳情の場ではないですよ~」と言い続けてきましたが、今回は短時間砂時計で論点を伝える工夫をしたり、違う分野の課題でも共通点チェリーを見出したり、アドバイス指さし上をしたり、相互に「学び合おう!」という大人の議論が展開されていたのが印象的でした!

議員と語る2016-2
グループディスカッションでは、障害者福祉、耕作放棄地、公園づくり、公共交通網の整備、森林資源の活用、子どもの貧困、給食、産後ケアなど、様々なテーマについて情報交換、意見交換が行われました。
その中で、市政のあり方や、議員の役割、情報発信、男女協働参画といった共通課題についても活発な議論が行われていました上昇

NPOと議会がどんな形で協働できるかの道筋が見えたり、NPO同士での連携アイディア電球が湧いた方もいたようです。

全体共有
全体共有では、各グループの議員が意見を取りまとめて報告。1年目の円卓会議では半数以上が「顔出し」のみで途中退席でしたが、今回は全員最後までお付き合いくださり、本当にありがたかったですキラキラキラキラ

議会のパートナーとして提案しよう
講師の日詰先生は、議会・議員とNPOの役割をわかりやすく説明してくださいました。
「地方議会の役割は、①意思決定を行う ②条例制定 ③首長、執行部の監視、この他に「教育機能鉛筆があって18歳選挙権も教育する役割があるんです。」と。
また、「議員のみなさんが何をやっているか、前はよく見えなかったが、最近は発信が進んで可視化されるようになった。」
「協働、議会とNPOの関係づくりは、行政とNPOに比べるとまだまだ。そのツールとなるのが「議会基本条例」。使える部分はどこか?NPOにも知ってもらって活用してほしい。」

そして、昨年話題になった「政務調査費をNPOとの協働に使えないか?」という問いも再度投げかけられました。
NPOの調査や協働に使っている議員さんもいらっしゃいますが、多くの会派では一旦プールされてしまい、使うことに壁があるようなので、検討・改善虫眼鏡をお願いしたいところです。

連休最終日でお忙しい中、ご参加ありがとうございましたびっくり
議員の皆さん、NPOの皆さん、横つながりで風通しのいい元気なまちづくりを一緒にやっていきましょう!今後もどうぞよろしくお願いします。


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